脱毛で毛穴は消える？毛穴を目立たなくするためのNG事項とケア方法

脱毛経験者の気になる口コミに「脱毛をしたら毛穴が目立たなくなった」「毛穴がなくなった」などといった声があります。

脱毛はただ単にムダ毛を除去するだけでなく、様々な効果をもたらします。ムダ毛がなくなり、さらに毛穴も目立たなくなるなんて嬉しいですよね。
しかし一方で、「脱毛後毛穴が目立つようになった」という正反対の意見もあります。一体どちらが正しいのでしょうか？

脱毛しても毛穴がなくなることはない！

「脱毛をして毛穴がなくなった」という噂も聞きますが、結論から言うと脱毛をしても毛穴自体が消えることはありません。

フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、毛根にダメージを与えることがあっても毛穴に作用することはないため、脱毛をして毛がなくなっても毛穴までなくなることはありません。ちなみに、毛穴の数は生まれた時から決まっていて、生涯増えたり減ったりすることもありません。

脱毛しても毛穴がなくなることはありませんが、「脱毛をすると毛穴が目立たなくなる」という噂は本当です。

脱毛は肌に様々な効果をもたらしますが、毛穴が目立たなくなるというのも嬉しい効果の1つ。実際、脱毛後に「毛穴がなくなった」と感じる人の多くは、毛穴が目立たなくなったことによる勘違いをしていることがほとんどです。

それでは、脱毛後はどうして毛穴が目立たなくなるのでしょうか？その理由を次でご紹介します。

脱毛すると毛穴が目立たなくなる3つの理由

毛穴の中に黒い毛があると、どうしても毛穴自体が目立ってしまいます。また、毛穴はムダ毛が生えているとその分毛穴も広がってしまうので、皮脂や化粧品などの汚れがたまりやすく、酸化して黒ずんでしまうことも。

脱毛をすれば毛と汚れの両方を取り除くことができるから、毛穴が綺麗に生まれ変わります。また、毛や汚れがなくなることで毛穴がキュッとしまるので、汚れもたまりにくく、また毛穴自体が目立たなくなります。

毛穴の中から分泌される皮脂も毛がなくなることでスムーズに排出されるから、ニキビなどの肌トラブルも減らすことができます。

カミソリなどによる自己処理は肌の表面にある角質層を傷付け、外からの刺激や乾燥から肌を守るために大切な肌の「バリア機能を」低下させます。

バリア機能が低下すると、体の中の水分が蒸発しやすくなります。すると、乾燥から肌を守るために毛穴からは皮脂が過剰に分泌され、皮脂で毛穴が広がり目立つように。また、外部からの様々な刺激を受けやすくなり、毛穴が炎症や色素沈着を起こしてブツブツと目立つ毛穴になってしまうことも。

脱毛をして毛がなくなるとカミソリなどによる自己処理も不要になるため、肌のバリア機能が正常に働くようになり、乾燥が改善され毛穴を広げる原因となる皮脂の過剰分泌も抑えることができます。

また、毛穴の炎症や色素沈着も改善されることから、毛穴も目立ちにくくなります。

実は、脱毛にはムダ毛をなくす以外にも「美肌効果」があります。

フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の光は、肌の真皮層に働きかけコラーゲンの生成を促します。コラーゲンが増えると乾燥肌が改善されて潤うだけでなく、肌の内側からハリが生まれるので、たるんで開いていた毛穴を目立たなくする効果が期待できます。

また、脱毛の光が刺激となって肌のターンオーバーが促進されるので、古い細胞や汚れが剥がれ落ちやすくなり、肌が生まれ変わるスピードも早くなります。

サロンやクリニックで使用される脱毛機によっても効果は異なってきますが、サロンではIPL脱毛やハイパースキン法、クリニックではアレキサンドライトレーザーがおすすめ！フォトフェイシャルやシミ・シワの改善治療などに使用されているケースもあり、他の脱毛方法に比べても高い効果が期待できます。

脱毛して毛穴が目立ってしまうのはなぜ？

脱毛をすると毛穴が目立たなくなることがほとんど。しかし中には、「毛穴が目立つようになった」という意見も聞かれます。これには次のような理由が考えられます。

脱毛直後に毛穴が目立つようになる理由の多くは「毛穴の炎症」によるものです。

医療レーザー脱毛は、毛根に含まれる色素に反応する光を照射し、高熱のダメージを毛乳頭に与えます。この時、毛だけでなく毛穴も少なからずダメージを受け、軽く火傷を負った状態となって目立ってしまうのです。

施術後にクーリングは行うもののどうしても赤いブツブツが残ってしまいますが、これは脱毛後に見られる正常な反応なので自然と治まることがほとんど。心配しなくても大丈夫です。

もし数日経っても毛穴の赤みが取れないようであれば、別の原因も考えられるのでサロンやクリニックに相談してください。

自然と治るはずの毛穴の炎症がいつまでたっても治らず逆に悪化している場合、脱毛後にNGとされることをしていたことが原因かもしれません。

まず原因の1つとして考えられるのが「体を温める行為」です。脱毛後の毛穴は軽い火傷を負った状態です。火傷といったら第一に冷やさなければなりませんが、逆に運動や飲酒などで体を温めて血流を良くしてしまうと、炎症をさらに悪化させてしまいます。

また、2つ目の原因として「雑菌が繁殖しやすい行為」があります。ダメージを受けた毛穴はバリア機能が低下して、外からの刺激を受けやすい状態です。不特定多数の人が利用する温泉やプールは雑菌も多いので、毛穴から侵入して炎症を悪化させる恐れがあります。

脱毛後はこうした行為を行わないように、十分注意しましょう。

脱毛後に毛穴を目立たないようにする3つの方法

脱毛後に毛穴が目立たなくなるか、逆に目立つようになるかは、施術後のケアに大きく左右されます。施術後に十分なケアを行えば、毛穴が目立たないツルツルに肌が手に入ります！

脱毛は高熱のダメージを毛根に与えるため、施術後の肌は軽く火傷を負った状態です。サロンやクリニックでは施術後にクーリングを行いますが、それでも体の中には熱がこもっています。

体に熱がこもっていると、熱を発散させるため毛穴も開いてしまいます。赤みが酷い時は濡れタオルで軽くおさえて冷やすと肌の炎症の悪化を防ぎ、毛穴の開きも治まりやすくなります。

ただし過度なクーリングは禁物。冷やしすぎるとせっかくの脱毛効果が薄くなってしまうことがあるので、保冷剤や長時間のクーリングは避けるようにしましょう。

脱毛後の肌に最も必要なのは何と言っても「保湿」です。

サロンやクリニックでの施術後は、肌がとても乾燥をした状態です。バリア機能も低下しているので、乾燥をそのまま放っておくとさらに肌の内部から水分が奪われ、キメの乱れやたるみを引き起こしてより毛穴が目立ってしまいます。

特別な化粧水や保湿クリームを使用する必要はありませんが、脱毛後は特に念入りに保湿ケアを行うようにしてください。

保水力の高い肌は毛穴を目立たせなくするだけでなく脱毛効果もアップします。潤いのある肌は1日や2日で作ることはできないので、日頃から保湿を怠らないように注意しましょう。

紫外線は、肌の真皮層にあるコラーゲンやエスラチンを破壊します。その結果、肌全体がたるみ毛穴が開いてしまいます。また、紫外線を浴びると肌の乾燥も加速するので、毛穴から皮脂が分泌されて毛穴が目立ってしまいます。

脱毛後の肌はバリア機能が低下した状態。普段よりも紫外線の影響が大きいので、毛穴が色素沈着を起こして黒ずんでしまうことも。

普段から肌のために紫外線対策は大切ですが、脱毛後は特に日焼けをしないように衣類や日焼け止めなどでしっかりガードしてくださいね。

脱毛で毛穴を引き締める！おすすめサロン・クリニック

脱毛方法や脱毛機によっても、毛穴の引き締め効果は異なります。そこで、脱毛で毛穴を目立たなくしたいという方に特におすすめのサロン・クリニックをご紹介します。

ディオーネで採用されているハイパースキン法は、バルジ領域で作られる発毛因子である「毛の種」をターゲットとした脱毛方法です。メラニン色素に左右されないため、産毛もしっかり脱毛でき、高熱を使わないから肌に優しいというメリットがあります。

また、フォト美顔の光を3割含むので、肌の内側からハリがアップして毛穴の目立たない肌へと導きます。

レジーナクリニックで使用している脱毛機「ジェントルレーズプロ」は、毛穴の引き締め効果の高いアレキサンドライトレーザーを搭載しているので、脱毛と同時に毛穴を目立たなくする効果が期待できます。

脱毛料金以外の追加費用が掛からないのもレジーナクリニックの魅力の1つ。全身脱毛が全5回で189,000円とリーズナブルな価格のうえ、最短8ヶ月で脱毛が完了するから早く毛穴の目立たない肌になりたいという人にもおすすめです。

脱毛後の正しいケアで毛穴の目立たない肌を目指そう

脱毛で毛穴をなくすことはできません。しかし、毛穴を目立たなくするという嬉しい効果があります。

毛穴の目立たない肌になるためには、ただ単に脱毛をするだけでなく脱毛後に正しいケアを行うことが重要！間違ったケアをすると、余計に毛穴が目立ってしまうこともあるので注意してください。

ムダ毛がなくても毛穴が開いていたら台無しです。ツルツル美肌を目指すためにも、ぜひ毛穴を意識した脱毛やケアを行ってくださいね。