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医療脱毛でやけどした!原因と対処法、火傷を防ぐ予防法を解説

医療脱毛でやけど

クリニックで行う医療脱毛は、効果と安全性の高さから最近特に人気が高まっています。しかし、医療脱毛であってもトラブルがないとは言いきれません。

中でも、医療脱毛後の肌トラブルとして増えているのが「火傷(やけど)」の被害です。

安全性が高い医療脱毛で、一体なぜ火傷が起こるのでしょうか?

今回は医療脱毛で火傷が起こる原因と対処法、火傷を起こさないための注意点などについて詳しく解説します。

医療脱毛でも火傷(やけど)を起こすことがある

脱毛で火傷が起こる原理とは?

そもそも医療脱毛でなぜ火傷が起こるのでしょうか?これには脱毛の仕組みが関係しています。

医療レーザー脱毛は、メラニン色素に反応をする特殊な光を照射し、発生した高熱で毛乳頭にダメージを与えます。エステサロンの光脱毛も原理は同じですが、医療脱毛は波長が単一な分パワーも強く、発生する温度は光脱毛の約3倍となる200度以上にも達します。

高熱で毛根にダメージを与えるため、少なからず毛穴や周辺の皮膚に影響を及ぼし火傷のような症状が出てしまうことがあるのです。

医療脱毛で火傷を起こす可能性は低い

医療脱毛は照射パワーが強いので火傷を起こす危険性はありますが、可能性としてはそれ程高くはありません。

医療脱毛は、医療資格を持つスタッフが施術を行います。事前に医師や看護師によって肌の状態や体調などをチェックし、安全に脱毛ができることを確認してから施術を行います。また、施術後も肌の状態にあわせて治療薬を使用できることもあり、火傷を起こす危険性はそれ程高くありません。

とはいうものの、医療脱毛によって火傷の症状が出たという人がいるのも事実。これにはクリニック側、患者側それぞれに火傷を起こす原因が考えられます。

医療脱毛で火傷をおこす原因(クリニック側)

脱毛機自体に問題がある

脱毛機は日々進化しており、痛みの少なさや効果の高さだけでなく、より安全性の高い脱毛機が開発されています。古いものを使用しているとその分火傷のリスクも高くなります。

また、当然のことながら脱毛機も使用し続けると劣化します。冷却機能が正常に作動せず凍傷を起こすことや、適切なパワーで照射することができず火傷を起こすことも。

クリニックでは使用している脱毛機を公表しているところが多いですが、中には古い脱毛機を使用している、または使用している脱毛機を公表していないクリニックもあるので要注意。
安全性よりも施術費用を抑えることを重視している可能性もあり、火傷を起こす危険性も高くなってしまいます。

施術者の技術レベルが低い

医療脱毛は国家資格を持つ医療従事者が行うので、無資格で施術ができるサロンの光脱毛より安全性が高いと感じる方も多いかもしれませんが、施術者の技術レベルによっては一概にそうとも言いきれません。

脱毛は、1人1人の毛質やその日の肌の状態を見ながら適切な照射レベルで施術を行わなくてはなりません。いくら専門医でもベテランの施術者と未熟な施術者では技術力に明らかな差があるため、最適な照射が行えないと火傷などのトラブルを招くこともあります。

脱毛には知識だけでなく、技術力が必要です。施術者の技術レベルを見極めることも、クリニック選びには重要です。

医療脱毛で火傷をおこす原因(患者側)

脱毛前後に日焼けをしてしまった

お話したように、医療脱毛の光はメラニン色素に反応をします。

紫外線を浴びると、体を守るために肌にはたくさんのメラニン色素が作られます。脱毛前に日焼けをしてしまうと、レーザー脱毛の光を照射した時に肌に増えたメラニン色素に過剰反応することも。さらに、日焼けをすると肌が乾燥してバリア機能も低下するため、施術時のダメージも大きくなり火傷を起こす危険性が高まります。

脱毛前だけでなく、脱毛後も日焼けは絶対にNG。施術で軽く火傷を負った状態の肌に照射をすると、赤みや炎症が悪化するだけでなく色素沈着として残ってしまう恐れがあります。

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肌が乾燥している

肌が乾燥しているときも、火傷のリスクは高くなります。

肌表面にはわずか0.02mmの角質層があり、外からの刺激や乾燥から肌を守るバリア機能が働いています。乾燥をした肌はバリア機能が低下しているので外からの刺激を受けやすく、施術時に痛みを感じやすくなるだけでなく、高熱から肌を守りきれず火傷を起こすことも。

アトピーや敏感肌の人も同じくバリア機能が低下しているため、火傷のリスクが高くなります。

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医療脱毛で起こる火傷の症状と見分け方

医療脱毛後に起こる火傷の症状は、大きく3つの段階に分けられます。

症状状態特徴
日焼け後のようなうっすらとした赤みがある軽度・2~3日で赤みが引くことがほとんど
・ヒリヒリ感を伴うこともある
・赤みが治まらない場合はクリニックに相談をすること
赤みが続く、みみず腫れ・蕁麻疹(じんましん)ができる軽度・表皮部分に起こる火傷
・かゆみや痛みを起こすことも
・光アレルギーが原因となって腫れることもある
水ぶくれができる中度・真皮部分まで到達する火傷
・痛みを伴うことが多い

脱毛直後は皮膚が軽い火傷を負った状態なので、日焼け直後のような赤みが出ることもありますが、早くて数時間、2~3日後には赤みが引くことがほとんどです。

赤みが1週間経っても治らない場合、また上記のような「みみず腫れ」「蕁麻疹」「水ぶくれ」などの症状が出た時は治療が必要となることも。

症状は脱毛直後から出る場合もあれば、時間が経ってから火傷に発展する事もあるので、数日間は肌の状態をしっかり確認するようにしてください。

「火傷かも?」と思ったときの対処法

患部を冷却する

「火傷かも?」と思ったら、まず応急処置として患部を冷やすことが大切です。軽度の火傷であれば、冷やすだけで症状が大幅に改善されます。

水道やシャワーで冷やすのが一番手軽で効果的。患部の状態にもよりますが時間の目安は5~30分ほどで、火照りが落ち着くまで冷やすと良いでしょう。ただし、水流が強すぎると症状を悪化させてしまう可能性もあるので、優しく行ってください。

流水での冷却が難しいときは、冷水を張った洗面器や濡らしたタオルで優しく患部を冷やすと良いでしょう。

氷や保冷剤を直接あてるのは、凍傷を起こす可能性があるためNG。また、全身を冷たい水で冷やすと、低体温症を起こす危険性もあるので注意してください。

クリニックに相談をする

明らかに火傷と分かる場合、すぐに脱毛を行ったクリニックに相談をしましょう。

「傷みもないし、放っておけば大丈夫」と自己判断でそのまま治るのを待つのは絶対にNG。市販薬の使用や水ぶくれを潰すなど間違った対処法はしないでください。

火傷は軽いと思っていても、見た目以上に肌が傷ついていることも。間違った対応をすると治るまで時間がかかるだけでなく、色素沈着や傷跡として残ってしまいます。

少しでも「おかしいかも?」と思ったときは、迷わずクリニックを受診するようにしてください。

医療脱毛で火傷をしないための4つの予防法

日焼けをしない

お話したとおり、脱毛中の日焼けは絶対にNGです。

日焼けをすると肌のメラニン色素が増えるので、火傷を起こすリスクが高くなってしまいます。反対に、光のパワーが分散して脱毛効果が弱くなってしまうこともあります。

施術後も、肌は軽く炎症を起こしているので、紫外線を浴びたことにより症状が悪化して火傷や色素沈着として残ってしまうことも。

脱毛期間中は日焼け止めやUV効果のある衣類などで紫外線をカバーしてください。特に夏場は露出も多いので、うっかり日焼けをしてしまわないように気をつけましょう。

保湿を徹底する

保湿が徹底されて潤った肌は火傷を起こしにくいです。

脱毛は肌の水分を奪うため、乾燥した肌にレーザー脱毛の光を照射するとどうしても火傷のリスクが高くなります。また、乾燥していると肌のバリア機能も低下しているため、レーザーの光の影響も大きくなり、肌に大きなダメージを与えてしまうことに。

軽い火傷を起こしていても患部が潤っていれば回復も早くなります。水分を含んだ肌はレーザー脱毛の光も内部まで浸透するので、脱毛効果も高くなりますよ。

脱毛期間中は、日焼け対策とともに保湿も怠らないようにしてくださいね。

テスト照射を受ける

クリニックでは、カウンセリングのときにテスト照射ができるところがあります。

まず、目立たない部分でテスト照射を行い、その後1、2週間様子を見ることをおすすめします。テスト照射を受けると自分に合った照射パワーが分かるだけでなく、いきなり脱毛をして広範囲に火傷を負うというリスクを減らすことができます。

無料でテスト照射を受けることができるクリニックもたくさんあるので、カウンセリングで相談をしてみてください。

クリニックの禁止事項を守る

クリニックでは、施術後に体を温め血行を良くするような次の行為を禁止しています。

  • 入浴(湯船に浸かる)
  • サウナ
  • 飲酒
  • 激しい運動

医療脱毛は肌に高熱のダメージを与えるため施術を受けた後はクールダウンを行うことがほとんどですが、それでも肌には熱が残っています。

湯船への入浴やサウナなど、血行を良くするような行為をすると肌に赤みやかゆみ、酷いときは火傷のような症状が出てしまうことも。

禁止されている期間はクリニックによって異なりますが、期間を過ぎても肌に赤みや炎症が出ている時は症状を悪化させる恐れもあるため、禁止事項を守るようにしてください。

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火傷を起こしにくい医療脱毛クリニック選びのポイント

複数の脱毛機を保有している

医療脱毛で使用されるレーザーには3つの種類がありますが、波長の長さがちがうだけでなく、特徴も異なります。

レーザーの種類特徴主な脱毛機
アレキサンドライトレーザー・波長755nmで真皮層に到達
・濃く太い毛の脱毛が得意
・美肌効果が高い
ジェントルレーズPRO
アポジー
エリート(ヤグも搭載)
G-MAX(ヤグも搭載)
ダイオードレーザー・波長810~940nmで皮下組織に到達
・産毛への脱毛効果が高い
・痛みが少ない
・日焼け、色黒肌でも脱毛可能
ライトシェア・デュエット
メディオスターNeXT PRO
ソプラノアイス・プラチナム
ベクタス
ヤグレーザー・波長1,064nmで皮下組織に到達
・濃く太い毛の脱毛が得意
・日焼け、色黒肌でも脱毛可能
ジェントルYAG
エリート(アレキも搭載)
G-MAX(アレキも搭載)

クリニックを選ぶ際は、複数の脱毛機を保有しているところがおすすめ。肌の状態や毛質に合わせた脱毛ができるのでより安全性も高く、火傷のリスクも低くなります。特に、異なる種類のものを保有していると、より肌にあった脱毛が可能です。

また、脱毛機は古いものよりも新しいものを選ぶと安心です。(「ジェントルレーズ」よりも「ジェントルレーズPRO」、「ライトシェア」よりも「ライトシェア・デュエット」など)

補償内容が充実している

万が一、医療脱毛で通院が必要なほどの火傷を負った場合、治療に時間がかかればかかるほど費用もかさんでしまいます。

大手クリニックなどでは、火傷などのトラブルが起きた際には診察代や薬代を補償してくれることもありますが、小さなクリニックなどは治療費の支払いが自腹となることも少なくありません。

医療脱毛クリニックを選ぶ際は、火傷などのトラブルが起きた場合を考えて補償が充実しているクリニックを選ぶことをおすすめします。

症例数が多いクリニックを選ぶ

火傷のリスクを減らすためにも、症例数が多いクリニックを選ぶことをおすすめします。

安全で効果の高い脱毛を行うには、施術者の技量が重要です。医療脱毛を扱うクリニックといっても、脱毛を専門に行うところもあれば、様々な治療の一環として脱毛を行うところもあり、日頃どれだけの施術をこなしているかによっても施術者の技量は大きく変わってきます。

施術者が未熟であると、火傷などの肌トラブルのリスクも高まることに。症例数が多いクリニックはそれだけ医師や看護師も脱毛の経験を積んでいるので、安全性の高い脱毛が行えます。

質の高いクリニック選びとセルフケアで火傷を防ごう!

火傷をすると聞くと、「医療脱毛は怖い」という印象を持つ方もいるかもしれません。

しかし、医療脱毛は医師や看護師が施術を行い、万が一のトラブルの時も速やかに対応をする事ができるので、サロンや家庭用脱毛器と比べても安全性がとても高いんです。

火傷はそれ程頻繁に起こることではありませんが、リスクがあるのも事実。ただし、クリニック選びとセルフケアをしっかり行えば、医療脱毛で火傷を起こすリスクはグッと下がります。

肌トラブルが起きても自己判断で放置せずにすぐにクリニックに連絡をすることが大切です。リスクをしっかり理解して、安全に脱毛を行ってくださいね。

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