全身脱毛の疑問

てんかん持ちだって脱毛できる!脱毛と癲癇の関係とおすすめクリニック

てんかん持ちでも脱毛できる

脱毛サロンで施術を断られる持病の1つに「てんかん」があります。

てんかんは、現在症状が落ち着いていたとしても既往歴があるだけで脱毛がNGとなることもある病気です。

発作も落ち着いているのに、脱毛ができないなんて納得できない!

と思いますよね。てんかんの既往歴があると、なぜ脱毛はできないのでしょうか?脱毛は諦めるしかないのでしょうか?

今回は、脱毛がOKとなるてんかん、てんかんの既往歴があっても脱毛をする方法など、脱毛とてんかんの関係を詳しくご紹介します。

そもそも「てんかん」って何?

てんかんと発作の種類

「てんかん(癲癇)」は、てんかん発作を繰り返す脳の病気です。性別や年齢などに関係なく発症し、100人に1人程度、日本では100万人以上の患者さんがいると言われています。
てんかんは先天性のものも多いですが、脳炎、髄膜炎、脳梗塞、脳外傷などの病気がトリガーとなって後天的に引き起こされることも多く、誰にでも起こりうる身近な病気です。

てんかん発作には、主に次のような種類のものがあります。

単純部分発作

意識がある状態で起こる発作。体の一部に引きつりやつっぱり、痙攣を起こすことや、視覚や聴覚に異常が現れることも。

複雑部分発作

意識がはっきりとしない、朦朧とした状態で起こる発作。倒れたりする事はないものの、口をぺちゃくちゃとさせる、手をたたく、歩き回るなどの行動が見られるケースもある。

欠伸発作

数十秒間意識がなくなる発作。直前に行っていた動作のまま停止し、発作がおさまると再びその続きから動作が再開されます。

ミオクロニー発作

全身または手足が、一瞬電気が走ったようにビクッとなる発作。物を落とすことも。

脱力発作

体の力が抜けることによって手に持っているものを落す、崩れるように倒れるなどの症状を起こす発作。発作の時間も短いため、気付きにくいです。

強直発作

全身に力が入り、手足を伸ばしたまま硬直する発作。ほとんどの場合意識がなく、発作は数秒から数十秒続きます。倒れて怪我をすることもあります。

間代発作

手足を曲げた状態で、ガクガク、ピクピク体が震える発作を起こします。数秒で治まりますが、中には1分以上続くケースも。

てんかん発作を引き起こす要因

てんかんの発作は、特別な前触れもなく起こることもありますが、外的な刺激が発作を誘発する事もあります。発作を引き起こすものとして、次のようなものがあります。

  • テレビやゲームなど光による刺激(光過敏性てんかん・光原性てんかん)
  • 不意な音などによる刺激(驚愕てんかん)
  • 温浴やお湯など熱による刺激
  • 音楽など音による刺激
  • 薬の服用(抗ヒスタミン薬、テオフィリン製剤など)
  • 睡眠不足、過度の疲労、ストレス、飲酒など

発作を引き起こす可能性のある外的な要因は様々ですが、中でも有名なのが「光過敏性てんかん」です。テレビなどのチカチカと点滅する光が目に入り、それが刺激となって発作が起こるものです。

視覚だけでなく聴覚・触覚など五感に受ける刺激の他、薬の服用やストレスの影響などさまざまなことが要因となり得ます。

このような外的刺激を受けることによって脳内の電気信号に乱れが生じ、体の動きを正常にコントロールできなくなって発作を引き起こすのです。

てんかんでも脱毛はできる?

てんかんでも脱毛はできる?
脱毛は、エステサロンで行う「フラッシュ脱毛」と、クリニックで行う「医療レーザー脱毛」の大きく2つに分けることができます。
てんかんでも脱毛をすることはできますが、どの脱毛でもOKと言うわけではありません。てんかんの人でもできるのは、一体どのような脱毛方法なのでしょうか?

脱毛サロンでは施術NG

てんかんの人は脱毛サロンで施術を行うことはできません。
脱毛サロンでは、てんかんの既往歴のある人は契約自体を断られる事がほとんどです。これには次のような理由が上げられます。

施術によって発作が起こる可能性があるから

てんかんの中でも、サロンで最も懸念されているのが「光過敏性てんかん」です。

光過敏性てんかんは、光に刺激をされて発作を引き起こします。サロンで行われるフラッシュ脱毛は、カメラのフラッシュのような激しい光を照射します。この点滅した光が発作を誘発する可能性があるため、脱毛サロンでは施術NGとするところがほとんどなのです。

サロンでは、施術中にアイマスクやタオルなどで目を隠すことがほとんどですが、それでも光の刺激で発作が起こる可能性がゼロではありません。また、光過敏性てんかん以外にも、施術時に発生する熱や音などにより発作が起こることも考えられるため、脱毛をすることはできないのです。

万が一の時に迅速な対応ができないから

サロンのスタッフは脱毛の技術に関してはプロであっても、医療資格を持っているわけではありません。

施術を受けている途中に発作が起こったとしても、即座に適切な対応を取ることはとても難しいです。また、発作で体が硬直して施術台などから落下し、大きな事故に繋がる可能性もないとも言えません。

万が一の時に対応が遅れ、重い後遺症や命に関わることがあってはなりません。安全面はもちろんですが、後々店側と顧客側で起こりうるトラブルを未然に防ぐためにも、サロンではてんかんの人の施術を行うことはできないのです。

医療脱毛クリニックならOKとなることも

医療脱毛クリニックの場合、てんかんだからといって即座に施術を断られることはありません。

脱毛サロンとは違い、医療脱毛クリニックには医師が常駐し、施術は医療資格を持ったスタッフによって行われます。
施術前の診察の時点でも、施術が可能なてんかんかどうか適切に判断できるだけでなく、施術中に万が一発作が起きた時でも応急処置など適切な対応をする事ができます。

但し、クリニックによっては「主治医から施術OKの許可をもらっていること」「最終発作から5年経過し症状が安定していること」などの条件が付くこともありますが、門前払いということは少ないので、てんかんの既往歴のある方は初めから医療脱毛クリニックを選ぶと良いでしょう。

医療脱毛クリニックでも脱毛NGとなる3つのケース

医療脱毛クリニックであれば、てんかんの既往歴があっても脱毛をする事ができますが、次の3つのケースは施術を断られることがあります。

ケース1:薬を服用している場合

抗てんかん薬を服用している場合、医療脱毛クリニックでも脱毛ができないことがほとんどです。

てんかんの薬としては、光線過敏症を起こしやすい「テグレトール(カルバマゼピン)」、皮膚にかゆみのある炎症を起こしやすい「デパケンR(バルプロ酸ナトリウム配合)」などがあります。こうしたてんかんの薬を服用しながらの施術は、火傷などの肌トラブルや発作を引き起こす可能性が高くなってしまいます。

薬を一時的に中止すれば施術OKとなることもありますが、抗てんかん薬は規則的に毎日服用することで効果を保つことができます。自己判断でストップする事はできないので、主治医に確認し許可をもらう必要があります。

ケース2:難治性てんかんの場合

てんかんの人のうち約20~30%は、薬でてんかんを抑えることのできない重篤な「難治性てんかん」です。難知性てんかんの場合、施術中に発作を引き起こす可能性が高くなるため、脱毛をすることはできません。

そもそも難治性てんかんの場合、日常生活に支障をきたしていることも多いので、外科治療などを含め、まずは治療を最優先に考えたほうが良いでしょう。

ケース3:光過敏性てんかんの場合

脱毛サロンで施術がNGとなる理由の1つに光過敏性てんかんを上げましたが、クリニックにおいても光過敏性てんかんは脱毛NGとなることが多いです。

クリニックのレーザー脱毛も、フラッシュ脱毛と同じく光を照射して行う脱毛方法です。光過敏性てんかんの症状があると、施術時の光によって発作が起こる可能性があります。

但し、最終発作から期間が経って症状が安定している場合は施術が可能となることも。主治医に確認の上、まずはクリニックに相談をしてみてください。

てんかんでも脱毛できるクリニック

各サロン・クリニックの対応状況

サロン/クリニック名対応状況
ミュゼてんかんの既往歴があると脱毛NG
銀座カラーてんかんの既往歴があると脱毛NG
キレイモ光過敏性・光原性てんかんは脱毛NG
シースリー光過敏性・光原性てんかんは脱毛NG
ドクター松井ドクター松井クリニックてんかんでも脱毛OK(運転免許取得条件に準拠)
アリシアクリニック最終発作から5年経てばOK
リゼクリニック光過敏性てんかんは基本的に脱毛NG
湘南美容クリニック最終発作から5年経てばOK(顔はNGとなることも)

先ほどお話したとおり、基本的に脱毛サロンではてんかんの人が脱毛を行うことができません。一方、クリニックでは条件に当てはまれば脱毛OKとなる所もあります。

ドクター松井クリニック
ドクター松井クリニック

東京新宿にあるドクター松井クリニックは、てんかんの専門医と提携している唯一のクリニックです。

施術は、てんかん専門医である新宿神経クリニックと連携をとって行うので、万が一のトラブルの時も素早く対応が可能です。

また、他のクリニックでは「最終発作から5年が経過していること」という基準を設けているところが多い中、ドクター松井クリニックでは「道路交通法で定められた、てんかん既往者の運転免許取得条件に準拠する」という条件を適用しています。

てんかんの人は、医師の許可が必要にはなるものの、最終発作から2年経過すれば免許を取得する事が可能です。
ドクター松井クリニックでも、医師の診断書に基づき、この条件で施術ができるか判定してくれるので、他のクリニックで施術を断られた人でも脱毛OKとなる可能性が高くなります。

ドクター松井クリニック詳細

アリシアクリニック
アリシアクリニック

アリシアクリニックでは、てんかんの既往歴があるからといって施術を断るようなことはありません。最終発作から5年が経過していれば、脱毛OKとなる可能性が高いです。

ドクター松井クリニックは東京の新宿にしかありませんが、アリシアクリニックは全国に17院展開されているので、通いやすいというメリットがあります。

またアリシアクリニックは、通院が難しくなり途中で解約をしても、解約手数料は一切掛からず未施術分の残金を全て返金してもらえます。「通い始めたけれどやっぱり不安だからやめたい」という時でも支払ったお金が無駄になることがなく安心です。

アリシアクリニック詳細

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックもアリシアクリニックと同様、最終発作から5年が経過していれば脱毛OKとなる可能性が高くなります。

また、湘南美容クリニックは医療脱毛クリニックの中で院数が最も多いため、引越しや転勤が多い人でも通いやすいクリニックです。

湘南美容クリニックのコースには有効期限がありません。体調不良などで通院を途中でお休みしても、有効期限が切れて支払ったお金が無駄になるようなこともありません。ストレスフリーに通うことができるので、てんかんの既往歴のある方でも安心です。

「最終発作から5年」が目安!

てんかんの既往歴があっても、医療脱毛クリニックで脱毛をする事は可能です。

但し、ほとんどのクリニックでは「過去5年間に発作が起こっていないこと」を条件としています。5年間発作のない状態であれば、症状が安定しているため脱毛をしてもリスクが少ないとみなされます。

例外として、てんかん専門医と連携しているドクター松井クリニックだけが「最終発作から5年」ではなく、「自動車の運転免許を取得する条件に準拠している」ことを条件としています。

てんかんの症状は人によって様々なので、まずは担当医に相談の上無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

既往歴をしっかり伝えて安全な脱毛をしよう

「ひょっとしたら施術を断られるかも」と、てんかんの既往歴を隠してサロンやクリニックへ通うようなことは絶対にやめましょう。

既往歴を隠して施術を行うことは規約違反に当たるケースもあり、万が一トラブルが起きても保証をしてもらえないだけでなく、賠償請求などをされる可能性もゼロではありません。
そして何より、脱毛よりもまず健康を第一に考えましょう。

てんかんの既往歴があっても脱毛できるクリニックはあるので、まずは担当の医師と相談をし、自分に合ったクリニックで施術を行ってくださいね。

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みらえぴ編集部
みらえぴ編集部
中の人です!小学生の時にムダ毛との戦いがスタートしてはや○○年(笑) 脱毛で失敗しすぎた私だからこそ、少しでも脱毛で悩んでいる人のお手伝いができると思います。 脱毛初心者でも分かりやすいサイトを目指して日々脱毛知識をアップデート中♪