全身脱毛の疑問

脱毛でブツブツができた!原因とぶつぶつを治す対処法を詳しく解説

脱毛でぶつぶつ

綺麗な肌を目指して脱毛をしたのに、施術後ブツブツができてしまったら不安になりますよね。
実は脱毛後にブツブツが出るというトラブルは珍しくありません。一体なぜ脱毛をしてブツブツが出てしまうのでしょうか。

今回は、脱毛後にブツブツができる原因と対処法をタイプ別に徹底解説。ブツブツを防ぐための予防法などもあわせてご紹介します。ブツブツが出た時に慌てないためにも、ぜひご一読くださいね。

脱毛後にできる赤いブツブツの原因と対処法は?

脱毛後にできる赤いブツブツの原因と対処法は?
施術後、肌によくできるのが赤いブツブツです。赤いブツブツができる原因は様々ですが、主に次の3つがあげられます。

  • 毛穴の炎症(軽い火傷)
  • 毛嚢炎
  • アレルギー

同じ赤いブツブツでも原因は異なるため、対処法を間違えると症状が長引くことも考えられます。それぞれの原因と対処法を見てみましょう。

毛穴の炎症(炎症性浮腫)
原因・特徴
  • 施術時の光によって起こる毛穴周辺の炎症
  • 数時間~1週間程度で自然に治まる一時的な現象
  • 医療レーザー脱毛で起こりやすい
対処法
  • 濡れタオルなどで冷やす
  • 保湿を十分に行う
  • クリニックで処方された治療薬を塗る
原因

脱毛後に起こる赤いブツブツのほとんどは「毛穴の炎症」によるものです。

一般的にフラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、毛根に含まれるメラニン色素に反応する光を照射し、発生した熱エネルギーで毛乳頭にダメージを与えます。その際、毛だけではなく毛根など周囲の肌にも少なからずダメージを与えるため、炎症や腫れを引き起こして赤いブツブツになります。

つまり毛穴が軽い火傷を負った状態なので、赤いブツブツに見えるのです。

毛穴の炎症によるブツブツは、出力のより大きい医療レーザー脱毛の方が起こりやすいですが、施術した人の多くに見られる症状で決して珍しいものではありません。

もし1週間たっても症状がなくならないようであれば、別の原因が考えられるのでクリニックに相談するようにしてください。

対処法

赤いブツブツの原因が毛穴の炎症の場合、何もしなくても数時間~数日で症状はなくなります。しかし、自分でできるアフターケアをしっかり行うことで回復を早め、症状の悪化を防ぐことができます。

毛穴の炎症が原因で赤いブツブツができているときの最も重要な対処法は「保湿」です。脱毛後は肌のバリア機能が低下しています。肌本来の力を回復させるため、また外からの刺激を受けないようにするためにも保湿がとても大切です

赤みやヒリヒリ感が強いときは冷やすことも効果的ですが、冷やしすぎには要注意。過度な冷却はせっかくの脱毛効果を低下させてしまうため、濡れタオルで軽く抑えるなどして冷やすようにしましょう。

また、クリニックで処方された薬を塗ることも回復を早めます。市販薬よりも効果も高く適切な処方がされるので、指示された通りに使用するようにしましょう。

毛嚢炎
特徴
  • 脱毛で傷ついた毛包がブドウ球菌に感染して起こる
  • 1~2週間で自然と治ることが多い
  • 赤いブツブツだけでなく、膿(うみ)を持つことも
対処法
  • 絶対に触ったりしないこと
  • 肌を清潔な状態に保つ
  • 症状が酷い時は抗菌薬、ステロイドなどを使用する
原因

赤いブツブツが1週間経ってもなかなか治らない場合、「毛嚢炎」の可能性があります。

脱毛をすると毛穴が大きなダメージを受けるだけでなく、肌のバリア機能も低下します。そこにブドウ球菌が感染をし、炎症を起こすのが毛嚢炎です。

炎症は軽度の場合赤いブツブツですが、中央に膿(うみ)を持つもの、また酷くなると触ると芯があり痛みを伴うものもあります。

毛嚢炎は、首の後ろ、おでこ、ワキ、背中、VIO、お尻、太ももなどに多く見られます。主に細菌の活動が活発になる「皮脂の分泌が多く不衛生な環境」、また細菌が入り込みやすくなる「太い毛が生えている部位」に起こりやすい症状です。

対処法

毛嚢炎は軽度の場合、肌を保湿して清潔に保っていれば1~2週間程度で自然治癒します。

大切なのは「絶対に触らないこと」。気になって触れたくなるかもしれませんが、万が一つぶしてしまうと治りが遅くなるだけでなく、最悪跡になって残ってしまいます。

また、毛嚢炎の数が多いとき、赤く腫れて痛みが伴うときなど症状が酷いようであればクリニックを受診してください。抗菌薬の内服やステロイドの塗布など、医師による適切な治療が必要です。

※「毛嚢炎」と「ニキビ」は治療法も違うので注意!
毛嚢炎と間違えやすいものとして「ニキビ」があります。

ニキビと毛嚢炎は見た目があまり変わらないものの、原因となる菌が全く違うため、使用する薬も対処方法も異なります。「ニキビの薬を塗っているけれど、なかなか治らない」という方、ひょっとしてニキビと思っているそのブツブツは「毛嚢炎」かもしれません。

どちらか分からないときは自分で判断をせず、クリニックに相談しましょう。

毛嚢炎
脱毛が原因で毛嚢炎(毛包炎)はできる?毛嚢炎の正しい対処法と予防法 ニキビと似ているこの症状、ひょっとしたら「毛嚢炎(もうのうえん)」かもしれません。 そもそもこの赤いブツブツは何が原因でおこる...
アレルギー
特徴
  • 光アレルギー、金属アレルギーなど原因は様々
  • 24~48時間が反応のピーク
  • かゆみが伴う
対処法
  • 濡れタオルで冷やしかゆみを抑える
  • クリニックで処方された薬を内服、塗布する
  • 抗アレルギー薬を服用して照射することも
原因

稀なケースですが、施術時の光や脱毛機の金属が肌に触れることなどによってアレルギー反応を起こし、赤いブツブツが出ることがあります。症状には個人差がありますが、しつこく強いかゆみを伴うことが多いです。

蕁麻疹(じんましん)などのアレルギー反応は、脱毛直後よりも6時間以上時間が経ってからの方が出やすく、24~48時間が反応のピークとなります。

アレルギー反応が起こって蕁麻疹が多く出る場所は下半身で、上半身に出ることは少ないです。特に「すね」に出る人が多く、鼠径部などに出る人もいます。また、1回目はなんともなくても、2回目にアレルギー反応が起こるケースもあります。

対処法

アレルギー反応が出てかゆみを伴う赤いブツブツが出た場合、清潔なタオルを濡らして冷やすようにしましょう。保冷剤などで急激に冷やすことはNG。かゆいからといって掻いてしまうと症状が悪化するので、かかないように注意しましょう。

アレルギーによる赤いブツブツは、医師が処方したステロイド剤や抗ヒスタミン剤を使用するのが最も効果的です。赤みやかゆみが強い場合は、すぐにクリニックに相談をしてください。

元々アレルギー体質の人は、施術時にもアレルギー反応を起こしやすくなるため、脱毛サロンよりもクリニックを選ぶことをおすすめします。内服薬を使って症状を抑えながら脱毛できるクリニックもあるので、まずは相談してみてくださいね。

レーザー脱毛後にできる黒いブツブツの原因と対処法は?

脱毛後にできるブツブツには、赤ブツブツ以外にも黒いブツブツがあります。黒いブツブツができる原因として、次の2つが考えられます。

  • 毛穴に残ったムダ毛
  • 毛穴に溜まった汚れ
毛穴に残ったムダ毛
特徴
  • 脱毛後のムダ毛が毛穴に残ったもの
  • 1~3週間で自然と抜け落ちる
対処法
  • 保湿を十分に行う
  • 無理に引っ張り出したりしないこと
原因

脱毛をするとすぐに毛が抜けるイメージがあるかもしれませんが、施術後すぐに抜ける毛はごくわずかです。

脱毛後に毛が抜けるタイミングは2回。まず1回目は、施術直後に毛根が焼け縮れて毛穴から飛び出す「ポップアップ現象」です。そして2回目が1~3週間後で、ここでほとんどの毛がポロポロと抜け落ちます。

この抜け落ちる前の毛穴に残ったムダ毛が、黒いブツブツに見えているのです。

対処法

施術後、毛穴に残ったムダ毛は1~3週間で抜け落ちるので、黒いブツブツは自然に解消されます。

特別な対処法はありませんが、保湿を十分に行うことにより脱毛でダメージを受けた肌の機能が回復し、ターンオーバーが促進され、ムダ毛もより早く抜け落ちるようになります。

3週間たっても抜け落ちず黒いブツブツが改善されない場合、「照射漏れ」や「出力レベルが低すぎた」など何らかの原因で脱毛効果が出なかった可能性もあります。しかし、たとえ毛穴にムダ毛が残っていても、毛抜きなどで無理矢理引っ張り出すようなことは絶対に避けてください。

毛穴からムダ毛を抜いてしまうと毛の成長サイクルである毛周期が乱れ、今後の脱毛に影響が出てしまいます。また、無理矢理毛抜きで引っ張ることは埋没毛などの肌トラブルにも繋がるので注意しましょう。

毛穴に溜まった汚れ
特徴
  • 毛穴に皮脂が溜まり、酸化して黒く見える
対処法
  • 毛穴を開いてから丁寧に洗う
  • 保湿を十分に行う
  • 皮膚科で毛穴の黒ずみ除去をする
原因

せっかく脱毛をしても、毛穴に皮脂が溜まって酸化してしまうと黒いブツブツ状態になってしまうことがあります。

ムダ毛がなくなっても、毛穴からは脱毛前と同じように皮脂が分泌されます。他にもタンパク質(角質)やファンデーションの汚れ、外気の汚れなどが溜まって角栓となり黒いブツブツになってしまいます。

角栓ができてしまうと皮脂が正常に分泌されなくなり、そこにアクネ菌が繁殖してニキビとなってしまうことも。

対処法

毛穴の汚れによりできる黒いブツブツは、正しい肌ケアを行うことで改善されます。

まず毛穴の汚れをしっかり取るために、毛穴を開いてから洗浄をするようにします。蒸しタオルを3分ほど肌に当て毛穴を開き、泡で優しく包み込むように洗うと良いでしょう。蒸しタオルは固まってしまった毛穴をほぐす効果もありますが、過度に行うと肌の乾燥を招くので週に1回程度のケアがおすすめです。

黒いブツブツ高い効果を発揮するピーリングも肌に負担を掛けるため、脱毛後は数日~1ヶ月程度空ける必要があります。クリニックに確認をしてから行うようにしましょう。

また、肌のターンオーバーやバリア機能を正常に働かせるために保湿を十分に行うようにしてくださいね。

ブツブツを悪化させない5つの予防法

保湿を十分に行う

脱毛後、保湿はとても重要です。

施術後は肌のバリア機能が低下している状態で、外からの刺激を受けやすくなっています。また、乾燥をしていると肌のターンオーバーも正常に働かないので、保湿をして肌の回復力を高めることがブツブツを悪化させないためにも重要です。

また、肌が乾燥していると次回の施術にも影響を与えます。乾燥した状態で脱毛を行うと施術時に痛みを強く感じるだけでなく、脱毛後にブツブツが出る可能性も高くなります。脱毛効果も減ってしまうので、脱毛中は保湿ケアをしっかり行いましょうね。

肌を清潔に保つ

脱毛後は肌のバリア機能が低下しているので、普段よりも細菌や雑菌など外からの刺激を受けやすくなっています。

施術で弱った毛穴に細菌が入り込むと、毛嚢炎を引き起こす可能性が高くなります。脱毛後は肌をできるだけ清潔に保ち、細菌や雑菌が繁殖しないように注意しましょう。タオルなども清潔なものを使用するようにしてください。

特に脱毛当日は湯船への入浴はNG。プールや温泉など不特定多数の人が使用する施設は、最低でも1週間~10日は避けるようにしましょう。雑菌が繁殖しやすい汗を書く行為も避けましょう。

体を温める行為を控える

体を温めると毛穴が開くため、普段よりも毛穴に雑菌が入りやすくなります。また肌の乾燥が進むのでブツブツもできやすくなってしまいます。

脱毛後は体を温める次のような行為には注意が必要です。

  • エステ(施術後3日~1週間はNG)
  • マッサージ(施術後3日~1週間はNG)
  • 岩盤浴やサウナ(施術後1週間はNG)
  • スポーツ(施術後3日間はNG)
  • 飲酒(施術当日はNG)
  • 性行為(施術後3日はNG)

上記の期間はあくまでも目安です。肌に赤みがある場合は日数に関係なく、肌を温める行為は避けるようにしましょう。

紫外線対策を行う

そもそも脱毛は高い熱エネルギーが発生するため、毛穴が軽く火傷を負った状態になります。その上さらに紫外線を浴びると、より毛穴がダメージを受けてさらなる炎症を招くだけでなく、毛嚢炎を引き起こす可能性もあります。

また日焼けは肌を乾燥させるため、ブツブツを悪化させてしまうことも。

日焼けをして肌にメラニン色素が増えてしまうと、次回の脱毛にも影響を及ぼすため脱毛中はしっかりと紫外線対策を行いましょう。

ターンオーバーを乱さない

赤いブツブツ、黒いブツブツともに、ターンオーバーが正常に働いていると回復までも早くなります。保湿や紫外線対策に加え、ターンオーバーを乱さないように次の点に気をつけるようにしましょう。

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • タバコや過度のアルコール
  • 運動不足
  • ホルモンバランスの乱れ

ターンオーバーが乱れるとブツブツが治りにくくなるだけでなく肌の老化にも繋がるので、普段から意識して生活習慣を整えるなどの対策を行いましょう。

アフターケアをしっかり行えばブツブツも怖くない

脱毛後に赤や黒のブツブツが出ることは決して珍しくありません。保湿などのアフターケアをしっかり行っていれば自然と消えていくことがほとんどです。

過度に心配することはありませんが、不安な方は事前にテスト照射を受け、ブツブツができるかなど肌の状態をチェックしておくことをおすすめします。

ただし、ブツブツがなかなか消えない時、また痛みやかゆみが出るなど症状が悪化している時は、「そのうち治るだろう」と放っておかずクリニックに相談するようにしてください。