かつては全身脱毛というと敷居が高いイメージがありましたが、今は価格がリーズナブルになったこともあり、身近な存在になりつつあります。
その反面、「全身脱毛がバレたら恥ずかしい」「幻滅されたくない」など、脱毛する事をパートナーに内緒にしたいと思う女性も少なくありません。
そこで今回は、彼女が全身脱毛をする事を彼氏はどう思っているかを徹底調査。脱毛に対するホンネをはじめ、全身脱毛は内緒でできるのか?などの疑問について詳しく解説します。
お品書き
彼女の全身脱毛、どう思う?
普段、彼氏やパートナーとムダ毛について話すことはあまりないと思います。そこで、男性は女性のムダ毛をどのように思っているのかご紹介します。
約80%の男性が女性のムダ毛を気にしている
一体どれくらいの男性が女性のムダ毛を気にしているか気になりますよね。
調査によると、約80%の男性が「女性のムダ毛が目に付いたことがある」「ムダ毛があったら嫌だなと思う」と回答しています。男性のムダ毛を気にする女性が約40%ほどであるのに対し、女性のムダ毛を気にする男性はとても多いことが分かります。
また、女性のムダ毛があまり気にならないという人でも、それがもし自分の彼女やパートナーだったら興ざめしてしまうという意見もあり、実質はもっと多いといえるでしょう。
全身脱毛することは賛成?反対?
女性からすると「バレたらちょっと恥ずかしい」と感じるかもしれない全身脱毛ですが、実は男性の多くが全身脱毛に好意的で、次のような声が聞かれます。
このように全身脱毛は好意的な意見がほとんどです。何もせずにそのまま放置しているよりも、意識してお手入れをしているほうがずっと印象がいいんですよ。
彼女に脱毛して欲しい部位はどこ?
ワキはほとんどの女性がムダ毛処理をする部位でもあり、男性からも「処理してあって当然」と思われています。
しかも、ただ処理していればいいということではありません。剃り残しはもちろん、黒ずみやポツポツが見えてしまうと、「清潔感がない印象を受ける」「だらしがない」「幻滅する」など厳しい意見が多くみられます。
ワキはデリケートな上に頻繁に自己処理をする部位でもあり、肌に過剰な刺激を与え黒ずみがちです。また、埋没毛や毛嚢炎などの肌トラブルも起こりやすいため、サロンやクリニックでツルツルにしておくことをおすすめします。
スカートから伸びる足につい目が行ってしまうという男性は少なくありません。実際、彼女の足にムダ毛がしっかり生えているのを見て、気持ちが一気にさめてしまったという厳しい意見もあります。
また、足のムダ毛は他の部位と比べても太く、自己処理をしてもしばらくすると伸びてチクチクしてくるため、「さわったらジョリジョリして、気分が盛り下がってしまった」という声も。
生足だけでなく、色の薄いストッキングからでも足のムダ毛はしっかり見えてしまいます。スベスベの綺麗な足になるためには、脱毛がベストです。
女性でも、ホルモンやストレスなどの影響で鼻の下の産毛が目立つ人は少なくありません。しかし男性は、「彼女にヒゲが生えているなんて論外!」という意見がほとんどです。
鼻の下に生えているのは産毛なので「よく見ないと分からないから」と処理をしない人も多いですが、実はこの産毛、とっても目立ちます。暗いところでは分かりにくいものの、太陽や明るい電気の下ではバッチリ見えています。
彼氏には至近距離で見られることも多い顔。脱毛をしておけば、鼻下の産毛が気になることもなく、毛穴もキュッと締まるから美肌効果もアップします。
全身がツルツルになるので、全身脱毛に関しては賛成する意見がほとんどですが、VIO脱毛については賛否両論です。
VIO脱毛に関心がある男性は少なくないものの、賛成派の意見としては、「清潔感があって良い」「剛毛すぎると萎える」などがある一方、反対派の意見には「子供っぽい」「遊んでいそう」といったものがあります。
Oラインはむしろツルツルであって欲しいと思う男性がほとんどですが、VIラインは自然な状態を望む人もいます。相談できる人は相手の好みを聞いてみても良いですが、悩む人は自然な形に整えておくことをおすすめします。
VIO脱毛は一度完了すると二度と元の形には戻りません。よく考えてからデザインを決めるようにしてくださいね。
彼や旦那さんに内緒で全身脱毛できる?
という人もいるかもしれませんが、内緒にする事は現実的に考えても簡単なことではありません。
全身脱毛は1回限りで終わることはありません。どのような状態に仕上げるかにもよりますが、一般的にサロン・クリニックで脱毛完了までにかかる回数・期間は次のとおりになります。
状態 | 減毛率 | サロン | クリニック |
---|---|---|---|
自己処理の回数が減る | 40% | 6回 (1年) |
3回 (半年) |
自己処理がほとんど必要のない状態に | 80% | 12回 (2年) |
5~6回 (1年) |
自己処理が不要になりツルツルに | 95% | 18回 (3年) |
8回 (1年半) |
個人差もありますが、自己処理がほとんど必要なくなるまでサロンで約12回、クリニックでは約5~6回通う必要があります。
さらに全身脱毛の場合、全身を2分の1や4分の1など分割して施術することもあるため、通う回数はさらに増えることも。
長期間に渡ってコンスタントに通うことを隠すのは、簡単ではありません。
全身脱毛は高額になるため、ローンを利用して支払うことができるサロンやクリニックもあります。しかし、仕事を持たない専業主婦の場合、旦那さんに内緒でローンを組むことはできません。
また、彼と一緒に暮らしている人も、大きなお金が動くので家計を一緒にしているとバレる可能性が高くなります。
サロンやクリニックで脱毛をする場合、事前に脱毛箇所の自己処理を行っておく必要があります。ワキや足の場合、普段の自己処理と変わりないので特に不自然さは感じませんが、VIO脱毛は注意が必要です。
VIO脱毛の場合、ツルツルのハイジニーナにするのではなく形を整えるだけであっても、一旦毛量を減らすために最初の1~2回は全剃りする必要があります。そして施術を受けると1~2週間後に毛がポロポロと抜け落ち一時的にツルツル状態になり、2~3ヶ月ほどで毛が生え揃ってきます。
数ヶ月に渡って彼氏や旦那さんにVIOを見られないようにするのは現実的に難しいです。不自然な態度に、かえってあらぬ疑いをかけられてしまうかもしれません。
全身脱毛にVIOが含まれているときは、隠すことはほぼ無理と考えて良いでしょう。
全身脱毛を反対されたときの対処法
全身脱毛を隠すことはとても難しいことがお分かりいただけたかと思います。
これから全身脱毛をするなら、彼や旦那さんに思い切って打ち明けることがおすすめです!ほとんどの男性は、彼女や奥さんが綺麗になったら嬉しいはず。
しかし、男性は女性ほど脱毛に関する知識が多くないため、反対されることも少なくありません。
そんな時はぜひ次の事を実践してみてください!
「全身脱毛なんて必要ない」「高いお金を払う意味が分からない」など、彼や旦那さんに反対されたら、まず、どうして自分が全身脱毛をしたいのかを伝えましょう。
具体的な理由としては、次のようなものが上げられます。
- 自己処理の肌トラブルに悩まされているから
- ムダ毛の処理をすることにストレスを感じるから
- 生理のときのニオイや蒸れが気になるから(VIO脱毛)
- 将来介護されるときの負担を減らすために
- 彼や旦那さんのためにずっと綺麗な自分でいたいから
ただ単に「綺麗になりたい」だけでは少し説得力に欠けるかもしれません。
なぜ脱毛が必要なのかが相手にしっかり伝わるように、もう一度自分の考えを整理しましょう。
彼や旦那さんが全身脱毛に反対する理由の1つに金銭面での心配があります。「脱毛に高額なお金を払うなんてもったいない」という意見も多いでしょう。
全身脱毛は決して安いものではありませんが、かつてに比べるとリーズナブルになっています。男性は「全身脱毛は高い」といいうイメージはあるものの、いくらかかるのか具体的に理解している人は少ないです。
全身脱毛にいくらかかるのかはもちろんですが、ローンや月額制など負担を少なく続けることができるという点をアピールしましょう。また、「一時的にお金はかかるけれど、自己処理を続けるよりもずっと経済的」という点も忘れずに伝えてくださいね。
彼や旦那さんが全身脱毛を反対するにはそれなりの理由があります。
「料金が高すぎる」
「安全面に不安を感じる」
「拘束時間が長すぎる」(2人の時間が取れないから)
「ハイジニーナは苦手」(VIO脱毛の場合)
理由には様々なことが考えられます。料金が高すぎることに反対しているのであればクリニックよりも脱毛サロン、安全面に不安があるなら脱毛サロンよりもクリニックなど、相手に寄り添った脱毛選びをすれば理解を得られることもあります。
また、VIO脱毛は反対を押し切って脱毛をしても後々もめる原因になりやすいので、理解が得られないのであれば毛量を抑える程度にするなどお互い納得できる形で進めていくことをおすすめします。
彼氏やご主人と全身脱毛について話してみよう!
「ばれたら恥ずかしい」と思いがちな全身脱毛ですが、男性は女性が脱毛をすることにとっても好意的です。むしろ、何のお手入れもしていない方が幻滅するという意見も多いので、全身脱毛をすることに不安を感じなくても大丈夫ですよ。
ただしVIOに関しては好みがあるので要注意。後々もめないように、事前に彼氏や旦那さんに相談をしてからスタートするようにしましょう。
もし全身脱毛を反対されたとしても、一方的に意見を押し付けるのではなく、相手がなぜ反対しているのかにも耳を傾け、お互い納得する形で脱毛がすすめられるようにしてくださいね。