濃いムダ毛に悩んでいる人にとって、ムダ毛が薄い人って羨ましく感じますよね。「毛が薄いから脱毛しなくてOK」と思われるかもしれませんが、実は薄い毛や産毛も脱毛をするメリットはたくさんあるんです。
薄毛や産毛は、濃い毛に比べると脱毛の効果が出にくく、脱毛が完了するまでにも時間が掛かると言われています。しかしコツを抑えて脱毛をすれば、濃い毛と同じようにツルツル肌になれるんですよ。
そこで、薄毛や産毛の脱毛をする際のコツや注意点、より効果を感じる脱毛サロンやクリニックの選び方など、薄毛・産毛の脱毛ノウハウをご紹介します。
お品書き
毛が薄い人にはこんな悩みがある
毛が薄い人は自己処理の回数も少なくてすむから、肌トラブルもそれ程起こらないのでは?と思いますよね。しかし毛が濃い人と同じ、もしくはそれ以上に肌トラブルを招く可能性があるんです。
毛が濃い人は、ムダ毛対策として早めにサロンやクリニックデビューをすることが多いですが、毛が薄い人は「脱毛をするまでではない」と自己処理を続けることが多いです。
回数は少なくても長期的に自己処理を続けることで、結果的に肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
ムダ毛の濃い人は、ムダ毛に対するコンプレックスも強いのでケアも怠りません。一方毛が薄い人は「目立たないから」という理由で、ムダ毛処理を適当に済ませてしまう、ムダ毛を放置してしまうことも珍しくありません。
ムダ毛が目立たないのでついうっかり処理を忘れてしまい、びっしり生えている産毛が他の人の目に触れてしまうということも。
薄い毛や産毛を脱毛するメリットは?
「薄毛や産毛なら、わざわざ脱毛しなくても」と思うかもしれませんが、薄毛や産毛にも脱毛をするメリットはたくさんあります。
薄い毛、産毛など1本1本は色も薄く細いものの、集まると肌はくすんだ暗い印象になります。薄い毛や産毛を脱毛することで、肌のトーンが上がり明るくなるだけでなく、透明感も増します。特に顔の産毛を脱毛すると、肌の色が明るくなるだけでなく、顔の印象まで大きく変わってきます。また、毛が無くなることで光を反射しやすくなるので、肌にハリやツヤが出ます。
顔の産毛の脱毛をすると、肌のトーンが上がるだけでなくメイクのノリも断然良くなります。産毛は肌に凹凸状態を作るため、メイクをしても産毛が邪魔になり肌にしっかりと密着することができません。脱毛をするとこの凸凹が取れ、メイクのフィット感が増して仕上がりがとっても綺麗になります。メイク崩れも少なくなりますよ。
どれだけ効果の高いローションやクリームを使用しても、肌への浸透を邪魔するムダ毛があるとどうしてもその効果は薄くなってしまいます。薄い毛や産毛の脱毛をすると、肌への浸透を阻害するものがなくなるので、ローション等がより馴染みやすくなります。ツルツルお肌をキープすることができます。
自己処理を続けるとどうしても肌に負担が掛かり、毛穴が目立つようになりますが、脱毛をすることで毛穴への負担がなくなり、毛穴自体が目立たなくなります。また、毛が生えているとその分毛穴も広がりますが、脱毛をすることで毛穴がキュッと締まります。毛穴が締まればニキビや吹き出物もできにくくなり、素肌に自身が持てるようになりますよ。
薄毛や産毛を脱毛する時に注意すること
脱毛サロンのフラッシュ脱毛やクリニックのレーザー脱毛は、メラニン色素に反応をする特殊な波長の光を照射し、毛根部分にダメージを与えて毛を生えにくくするという方法で脱毛を行っています。濃い毛にはメラニン色素も多いのでダメージを与えやすいのですが、薄い毛や産毛には元々メラニン色素も少ないので、フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の光を照射しても弱いダメージしか与えられません。
またフラッシュ脱毛やレーザー脱毛では、肌の色に合わせて照射パワーを調節します。産毛にまでダメージを与えるような強い光を照射してしまうと肌に影響を及ぼすため、弱いダメージを繰り返し与えて徐々にムダ毛を減らすしかなく、脱毛の効果を感じるまでに時間が掛かってしまいます。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛をすると、毛が濃く太くなる「硬毛化」や、毛が増える「多毛化」という症状を引き起こすことがあります。硬毛化や多毛化の原因ははっきりと分かっていないものの、薄い毛や産毛の生えている場所に起こることがほとんどです。フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は濃い毛には強い反応をするので大きなダメージも与えられますが、薄い毛や産毛には小さなダメージしか与えられません。そのため毛根を破壊するのではなく、逆に毛根を活性化させてしまい引き起こされるのではともいわれています。
脱毛サロンとクリニックどちらでも硬毛化・多毛化は起こりうることですが、それ程頻繁に起きるものでもありません。また、脱毛サロンと比較するとクリニックの方が硬毛化・多毛化に対する保証をしてくれるところも多いです。硬毛化・多毛化が気になるという方は、保証がしっかりと付いたサロンやクリニックを選ぶと安心ですね。
産毛や薄毛に効果のある脱毛方法は?
通常のフラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、毛根部分のメラニン色素に反応をする為、元々メラニン色素が少ない薄い毛や産毛には効果が少ないというデメリットがあります。
しかし現在は、薄い毛や産毛にも効果のある脱毛方法も登場しています。
ニードル脱毛は、毛穴の1つ1つに針を刺して電流を流し、毛根を破壊する脱毛方法です。メラニン色素と関係なく1本1本のムダ毛を確実に脱毛できるので、薄い毛や産毛でもしっかり脱毛をすることができます。ただし、数ある脱毛方法の中でも最も痛みが強く、料金が高いというデメリットもあります。
TBCなど
従来のフラッシュ脱毛やレーザー脱毛が毛根をターゲットとしているのに対し、SHR脱毛は、「毛包」をターゲットとしています。連続した光を照射して毛包に熱を蓄え、発毛の元となり毛母細胞の生成に関わりのある「バルジ領域」にダメージを与え、発毛を抑制する脱毛方法です。メラニン色素とは関係ない脱毛方法なので、薄い毛や産毛にも効果があります。
ストラッシュ・ラココなど
ハイパースキン法は、「バルジ領域」をターゲットとした脱毛方法です。SHR脱毛は毛包に熱を蓄えてバルジ領域にダメージを与えますが、ハイパースキン法は、体温とほぼ同じ温度の光をバルジ領域に直接照射をすることで、毛を生えにくくする効果があります。SHR脱毛と同じくメラニン色素に関係なく施術ができるから、薄い毛や産毛にも効果があります。
ディオーネなど
従来の医療レーザーは、毛根にあるメラニン色素に反応をさせダメージを与える脱毛を行っていましたが、「毛包」をターゲットとした蓄熱式の医療レーザーも登場しています。それがメディオスターNeXTとソプラノアイス・プラチナムです。
メディオスターNeXTもソプラノアイスプラチナムもともに、毛包に熱を蓄えバルジ領域にダメージを与えるとSHR脱毛という点では同じですが、メディオスターNeXTはさらにバルジ領域にも直接ダメージを与えることができるということから、より効果が高いと言われています。
医療レーザーですがともに痛みが少なく、薄い毛や産毛にも効果があります。
リゼクリニック(メディオスター)、レジーナクリニック(ソプラノ)など
毛が薄い人の脱毛サロン・クリニック選びのポイント
一般的な脱毛サロンのフラッシュ脱毛やクリニックのレーザー脱毛は、毛根部分のメラニン色素に反応をしてダメージを与えます。元々メラニン色素が少ない薄い毛や産毛には反応が弱くなり、効果が出るまでにはどうしても時間がかかってしまいます。
全12回など回数が決まっているコースを選んでしまうと、コースが終了する頃には薄い毛や産毛はまだ完全に脱毛しきれていない可能性もあります。薄い毛や産毛もしっかりと脱毛できるように、回数制限のない通い放題のコースを選ぶと安心です。
全身脱毛の通い放題がある脱毛サロンとして有名なのが、シースリーと銀座カラーです。どちらも月々払いで通うことができるので、安心して通えます。
薄い毛や産毛の脱毛で硬毛化や多毛化などの症状が出た場合、脱毛サロンでは対応ができないことがほとんどです。しかし、中には医療機関と提携をしているドクターサポートが付いた脱毛サロンもあります。ドクターサポートがあれば、万が一トラブルが起きた時でも安心です。大手サロンでは、シースリー、銀座カラー、ディオーネ、キレイモなどにドクターサポートがついています。
またクリニックを選ぶ際は、硬毛化・多毛化などの副作用にしっかりと保証をしてくれるサロンを選ぶことをオススメします。医療脱毛で有名なリゼクリニックでは、硬毛化や多毛化の症状が出た場合、1年間追加照射を無料で対応してくれます。
サポート体制が充実しているサロン・クリニックを選べば、副作用が出た時もスピーディーに対応をしてくれるから安心です。
脱毛サロンやクリニックによって、脱毛方法や使用する脱毛器も違います。ニードル脱毛やSHR脱毛、ハイパースキン法など、薄い毛やムダ毛の脱毛に強いサロンやクリニックを選べば、より効率よく脱毛を進めることができます。
薄毛・産毛の脱毛はサロン選びも慎重に
薄毛・産毛の脱毛は、濃い毛の脱毛に比べても注意をする点がたくさんあります。脱毛方法によって脱毛完了までの時間も変わってくるので、慎重にサロン・クリニックを選びましょう。
薄毛・産毛の脱毛にもメリットはたくさんあります。コツやポイントを掴めば、薄い毛や産毛のない綺麗なツルツル肌が手に入ります。ストレスなく通えるよう、ご自身にピッタリ合うサロン・クリニックを見つけてくださいね。