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脱毛したらなぜかゆくなるの?脱毛後のかゆみの原因と対処・予防法

脱毛後のかゆみ

フラッシュ脱毛やレーザー脱毛後に起こる肌トラブルの1つに「かゆみ」があります。

せっかく肌がツルツルになったのに、かゆくなって掻いてしまうと傷跡や色素沈着として残ることも。「絶対に掻いちゃダメ!」と思っても、我慢するのは辛いですよね。

この脱毛後のかゆみ、一体どうしたら良いのでしょうか?

今回は、脱毛後のかゆみの原因と対処法、かゆみを引き起こさないようにする予防法など、脱毛後のかゆみについて詳しく解説します。

脱毛後に起こるかゆみ4つの原因

脱毛後に起こるかゆみ4つの原因
脱毛後、肌にかゆみを訴える人は少なくありません。かゆみの原因は様々ですが、主に次の事が考えられます。

乾燥

脱毛後に起こるかゆみの原因として最も大きいのは「乾燥」です。

脱毛サロンのフラッシュ脱毛やクリニックの医療レーザー脱毛は、毛根に含まれるメラニン色素に反応をする特殊な光を照射し、熱エネルギーを発生させて毛乳頭や毛母細胞にダメージを与えます。
瞬時的ですが、一般的なフラッシュ脱毛で60~70度、医療レーザー脱毛で200度以上という高熱が発生するため、脱毛をするとお肌の水分も奪われ肌が乾燥した状態になります。

乾燥が酷くなると、外敵の侵入から肌を守るバリア機能の働きも低下します。すると、ちょっとした刺激でも肌が敏感に反応をしてかゆみを引き起こすことになるのです。

下着や衣類による摩擦

かゆみは下着や衣類の摩擦、締め付けによっても起こります。

脱毛後の肌は乾燥をして敏感になっています。健康な肌の状態では感じにくかった衣類の摩擦も、脱毛後の肌には刺激となってかゆみを引き起こすことも。さらに摩擦が続くと肌のバリア機能を低下させてしまい、かゆみがより強くなってしまいます。

特にVIOは、今まで生えていた毛がなくなり直接肌が下着に接触するようになるため、他の部位と比べてもより痒みを感じやすくなります。

伸びてきた毛が肌に刺激を与える

サロンでもクリニックでも、脱毛する部位を事前にシェービングしなければなりません。

フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の光は毛根に含まれるメラニン色素に反応をするため、毛が伸びた状態で光を照射すると、パワーが分散して毛根に十分なダメージを与えられないだけでなく、火傷など肌トラブルを起こす危険性があるからです。

脱毛は一度の照射で全ての毛にダメージを与えるわけではありません。脱毛効果がなかった毛は抜け落ちることなく再び伸びてきますが、シェービングでカットされた毛がそのまま伸びて肌を刺激するため、かゆみが生じることがあります。

この現象が特に起こりやすいのがVIOです。VIOの毛は太く硬いため、カットされた毛先も肌を刺激しやすい上、かゆみも感じやすくなります。

アレルギー反応

稀なケースですが、脱毛時の光が肌に強いストレスを与え、アレルギー反応を起こしてかゆみが生じる人もいます。

脱毛によるアレルギー反応は、アトピーや敏感肌など肌の弱い人、元々アレルギー体質の人に起こりやすい症状ですが、中には普段は何のトラブルもない人でもその日の体調や肌のコンディションによって反応が起こる人もいます。

1回目の施術よりも、脱毛機の出力を徐々に上げていく2回目、3回目の方が起こりやすいとも言われています。

かゆみが起こったときはどうしたらよい?3つの対処方法

かゆみが起こったときはどうしたらよい?
かゆみが出るとどうしても掻きたい衝動に駆られますが、掻くのは絶対にNG。

「かゆい→掻く→肌のバリア機能が低下→乾燥が悪化→かゆい→掻く・・・」

と悪循環に陥り、酷くなると色素沈着として残ってしまうことも。

かゆみが出た場合は掻かずに次の事を試してみてください。

冷やす

かゆみを抑える最も簡単で効果的な方法は「冷やす」ことです。

冷やすことは、かゆみを感じる神経の働き自体を鈍くする効果があります。また、脱毛後は肌が軽く火傷を負った状態です。冷やすことで、かゆみを引き起こす原因ともなる炎症を抑えることもできます。

逆に温めてしまうと血流がよくなり、神経を刺激してかゆみが増すこともあるので注意してくださいね。

但し、冷やしすぎも禁物です。冷やしすぎはかえって肌に負担が掛かってしまうため、固く絞った濡れタオルまたは保冷剤をやわらかい布にくるむなどして、患部にやさしく当てて冷やすようにしてください。

保湿する

かゆみを抑える対策として「保湿」も効果的です。

元々、脱毛後に起こる肌のかゆみの多くは「乾燥」が原因となっています。乾燥によって肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなることがかゆみに繋がります。
肌のバリア機能を正常に働かせるためにも、保湿は念入りに行いましょう。

但し、乾燥しているからといって保湿剤をベタベタ塗るのはよくありません。
過度な保湿は、蒸れやすく細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまい、炎症などを起こして逆に肌に刺激を与えてしまうことも。保湿剤の塗りすぎには注意しましょう。

保湿剤は自然由来の成分など、低刺激で肌に優しいものがおすすめ。ベタつきの少ないサラッとしたテクスチャの保湿剤を選ぶと良いでしょう。

保湿はかゆみが起きた時だけでなく予防としても有効です。脱毛期間中は常に保湿を意識することが大切です。

サロンやクリニックに相談をする

冷却や保湿をしても、なかなかかゆみが治まらない。そんな時はサロンやクリニックに速やかに相談をしましょう。

かゆみを抑える成分を配合した市販薬もありますが、少しでも早く改善するには自己判断で市販薬を使用するよりも、プロに診てもらい専門の薬を処方してもらうのが一番です。

クリニックなら治療や薬の処方もスムーズに行えます。また、サロンでも提携している医療機関を紹介してもらえるケースが多いので、かゆみが治まらない時は相談をしてみてくださいね。

脱毛後にかゆみを起こさない4つの予防法

脱毛後にかゆみを起こさない4つの予防法
かゆみを起こさないための予防法は以下の通りです。

体を温める行動を避ける

脱毛をした後は肌が乾燥し、軽く炎症を起こしている状態です。この状態で体を温めるような行動をすると、肌の乾燥や炎症に拍車を掛けることになります。また血流が良くなることで、かゆみを感じる神経の活動を活発にしてしまうことも。

かゆみを起こさないためにも、脱毛後は体を温め血液の循環を良くする次のような行為は避けるようにしましょう。

  • 飲酒
  • 運動
  • マッサージ
  • 湯船への入浴
  • 性行為(VIO脱毛の場合)

汗にも注意をする

脱毛後の肌は乾燥しており、バリア機能が通常よりも低下しています。

運動などをして汗をかいても、正常にバリア機能が働いている状態であれば特に刺激となることはありませんが、脱毛後のバリア機能が低下している状態では、汗に含まれる塩分によって肌が刺激を受け、かゆみを感じやすくなることも。さらに汗で蒸れた環境は雑菌が繁殖しやすく、弱った肌が炎症を起こしてかゆみに繋がる可能性もあります。

また、汗をかくと物理的に体の水分も奪われるだけでなく、肌を保護する役割を果たす皮脂まで流してしまうため、乾燥をさらに悪化させます。

かゆみを引きこさないためにも、脱毛後は汗が出るような行動をできるだけ避けるようにしましょう。もし汗をかいても、できるだけこまめに拭き取るようにしてください。

肌に刺激の少ない衣類・下着を選ぶ

かゆみを防ぐためには着用する衣類や下着にも注意が必要です。

肌に触れる衣類・下着は、綿100%など天然素材のものがおすすめです。ナイロンやポリエステルなど化繊のものは通気性も悪く、摩擦によって静電気も起こりやすいため肌に刺激を与えてしまいます。天然素材のものを選べば蒸れる心配もなく、肌への負担も少なくなります。

また、締め付け感のある衣類・下着は肌に刺激を与えてしまうため、脱毛後は普段よりもゆったりとしたものを選ぶとよいでしょう。

紫外線対策をしっかりする

普段は肌にそれ程影響を与えることのない量の紫外線でも、脱毛後のデリケートな肌には強い刺激となり、かゆみを引き起こすことがあります。

また、脱毛後の乾燥をした肌に紫外線を浴びると、乾燥に拍車をかけるだけでなく炎症など肌トラブルをおこし、かゆみに繋がることも。

過度の日焼けは脱毛の仕上がりにも影響を及ぼします。トラブルなく、より効率よく脱毛を進めるためにも、脱毛期間中は日焼け対策をしっかり行うようにしましょう。

脱毛とかゆみに関するQ&A

サロンとクリニック、どちらの方がかゆみは出やすい?

脱毛サロンでもクリニックでも、施術後にかゆみが起こる可能性はありますが、医療レーザー脱毛の方が照射のパワーが強い分、かゆみも起こりやすいと言われています。

但しクリニックは医療機関なので、万が一かゆみが出た時も治療や薬の処方など迅速な対応をしてもらえます。逆にサロンではドクターサポートは付いていても薬の処方はできないため、サロンとは別に皮膚科を受診しなければならず、対応が遅れてしまうことも。

サロンとクリニックはどちらもメリット、デメリットがあるので、何を重視したいのかによって選ぶと良いでしょう。

かゆみはいつまで続くの?

かゆみを感じるタイミングは様々ですが、脱毛後2~3日がピークで、徐々に落ち着いてきます。長期間かゆみが引かない場合は脱毛が原因ではない可能性もあるため、速やかにサロンやクリニックに相談をするようにしてください。

ほとんどの場合、施術を重ねるにつれてかゆみも落ち着いてきます。クリニックで3回、脱毛サロンで6回程度施術を重ねると毛も細く薄くなっていくので、肌への刺激も少なくなり、かゆみも減ってきます。

市販のかゆみ止めを使っても良い?

保湿や冷却などのケアを行ってもかゆみがなかなか治まらない時、市販薬に頼るのも1つの方法です。

市販薬を選ぶ時は、低刺激で肌に優しいものを選ぶのがポイント。特に注意したいのが、ステロイドが配合されているかどうかです。

ステロイド剤はかゆみだけでなく高い消炎効果もありますが、刺激が強いため脱毛後のデリケートな肌に使用するとかえって症状を悪化させてしまうことも。医師の診断を受けずにステロイド剤を使用するのは危険ですのでやめましょう。

また、市販薬を使用してもなかなか症状が改善されない場合も、速やかにサロンやクリニックに相談するようにしましょう。

かゆみがあるけど脱毛はできる?

かゆみがある時、肌の状態によっては施術を断られることもありますが、だからといって黙ってそのまま施術を受けるのは絶対に避けましょう。

かゆみは何かしらのシグナルを肌が出している状態です。それを無視して脱毛を強行するとかゆみが増すだけでなく、肌トラブルを引き起こし脱毛どころではなくなってしまうことも。

かゆみがある時は必ずサロンやクリニックに相談をし、適切な治療をしてから脱毛に臨むようにしましょう。無理をしない事が脱毛完了までの近道になりますよ。

かゆみを乗り越えてツルツル肌を手に入れよう

脱毛後のかゆみの最も大きな原因は「乾燥」です。

普段から保湿ケアを十分に行うのはもちろんですが、脱毛後は特に乾燥してかゆみを引き起こしやすいため、念入りにケアをするようにしましょう。

また、自分でかゆみ対策を行ってもなかなか改善されない場合、そのままにしておくと症状が悪化する事も。スムーズに脱毛を進めるためにも、早めにサロンやクリニックに相談をするようにしてください。

かゆみは、回数を重ねると和らいでいくことがほとんどです。脱毛をすれば肌に負担の掛かる自己処理からも解放されるので、かゆみを乗り越えてツルツル肌を目指してくださいね。

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みらえぴ編集部
中の人です!小学生の時にムダ毛との戦いがスタートしてはや○○年(笑) 脱毛で失敗しすぎた私だからこそ、少しでも脱毛で悩んでいる人のお手伝いができると思います。 脱毛初心者でも分かりやすいサイトを目指して日々脱毛知識をアップデート中♪
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