全身脱毛の疑問 PR

日焼けをしたら全身脱毛はできない?脱毛中の日焼け対処法とおすすめサロン・クリニック

日焼けしても全身脱毛はOK?

脱毛中に禁止されていることの1つに「日焼け」があります。

カウンセリングでも厳しく注意される脱毛中の日焼け。ついウッカリ日焼けをしてしまったために、数ヶ月も施術を受けることができなかったという例もあります。一体なぜ脱毛中に日焼けをしてはダメなのでしょうか?

今回は、脱毛中の日焼けが禁止されている理由やどの程度の日焼けが脱毛NGなのか、また日焼けをしても脱毛ができるサロン・クリニックなどご紹介します。

日焼けが起こるメカニズム

私たちの皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層から構成されています。中でも表皮は私たちの体を外敵から保護する役割を果たしており、外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層からなっています。
表皮の細胞は基底層から生まれ、約28日間掛けて徐々に上へと押し上げられて最終的に角質層まで到達して剥がれ落ちます。これを皮膚の「ターンオーバー」といいます。

日焼けの原因が紫外線であるのはご存知だと思いますが、紫外線は様々な病気や免疫力の低下などを引き起こす私たちの体にとって有害な物質です。

紫外線を浴びると、まず肌のバリア機能の役割を果たす角質層によって弾かれます。しかし全ての紫外線を反射して弾くわけではありません。角質層をすり抜けて体内に入り込んできた紫外線を防ぐために、基底層にあるメラノサイトからメラニン色素が生成され、紫外線を吸着することで真皮層に入り込まないようにブロックしているのです。

メラニン色素は黒い色をしています。紫外線を浴びれば浴びるほどメラノサイトからメラニン色素が生成されるため、肌もおのずと黒くなるのです。

脱毛中に日焼けNGの3つの理由

それでは、脱毛中に日焼けがNGとされる理由を見てみましょう。

脱毛効果が薄くなる

一般的なフラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、黒い色に反応をする特殊な光を照射し、毛根に含まれるメラニン色素に反応をさせて熱エネルギーを発生させ、毛母細胞や毛乳頭にダメージを与えるという脱毛方法です。

ターゲットがメラニン色素であるため、日焼けをして肌にメラニン色素が増加した状態で施術を行うと、毛根に与えるべき光のエネルギーが分散され、脱毛の効果が薄くなってしまいます。またサロンやクリニックでも、肌トラブルを避けるために日焼けの状態を見ながら出力レベルを下げて施術を行うため、より効果を感じにくくなるのです。

ムダ毛に十分なダメージを与えることができないと、その分脱毛完了までに時間もお金もかかってしまいます。

脱毛時の痛みが強くなる

先ほどお話した通り、フラッシュ脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に反応をします。日焼けをした肌に施術を行うと、本来であれば毛根部分に含まれるメラニン色素にダイレクトにダメージを与えるところが、負荷を与えるべきではない肌のメラニン色素にまで反応をしてしまうため、より痛みを強く感じてしまいます。

また日焼けをすると肌が熱を持ち、水分を失って乾燥状態になります。乾燥をすると角質層を埋めている水分が失われるので、その分ダイレクトに痛みが伝わりやすくなります。

肌トラブルのリスクが高まる

脱毛は高い熱エネルギーが発生するため、施術後の肌は水分を失い乾燥しやすくなります。日焼けをして元々乾燥している肌に脱毛をすると、さらに乾燥に追い討ちを掛けることとなり火傷や炎症、色素沈着などの肌トラブルを起こす可能性が高くなります。

また日焼けをして肌のバリア機能が低下している状態で脱毛をすると、毛嚢炎のリスクも高まります。

こうしたトラブルは脱毛前だけでなく脱毛後の日焼けによっても起こる可能性が高いので、脱毛サロンに通っている間は日焼けをしないように常に意識する必要があるでしょう。

脱毛中に日焼けした時の対応方法

「脱毛サロンに通っているのに、うっかり日焼けをしてしまった」という時はどのように対応をしたら良いでしょうか?

肌の状態によって約3ヶ月間脱毛できないことも

日焼けをした場合、どの程度の日焼けで施術がNGとなるかはそのサロン・クリニックの判断によってまちまちですが目安としては次のようになります。

程度 NG期間
ほんのり日焼け(日焼けしていない部位との違いが少しある) 約1ヶ月
しっかり日焼け(日焼けしていない部位との違いがはっきりしている) 約3ヶ月NG

ほんのり焼けている程度の日焼けは、肌のターンオーバーが進んで日焼けが落ち着く約1ヶ月間脱毛ができませんが、しっかり焼いてしまうと約3ヶ月もの間脱毛ができなくなってしまいます。
日焼けをしただけで長期間脱毛ができなくなるなんて、もったいないですよね。

少しの日焼けであれば出力を下げて照射をする事ができますが、効果もその分低くなってしまいます。

日焼けをしたら予約の変更・キャンセルがおすすめ

全身脱毛の契約をしている場合、日焼けをした部分を避けて施術を行うことも可能です。また複数部位に分けて施術を行う場合は、日焼けをした部位を後回しにする事もできます。
しかし部分脱毛の場合、脱毛する箇所が日焼けしてしまうとお店に行っても施術自体ができず、脱毛1回分が無駄に消化されてしまう可能性もあります。

脱毛中は日焼けをしないようにするのがベストですが、もし部分脱毛契約中に日焼けをしてしまったら、早目に予約変更・キャンセルをする事をおすすめします。
ただし約3ヶ月間脱毛ができない可能性もあるので、プランの有効期限には十分注意しましょう。

脱毛中の日焼けにおすすめのケア方法

「日焼けをしてしまったけれど、早く脱毛を再開したい!」
そんな時には適切なケアをする事で回復を早めることができます。

日焼けした部分を冷やす

日焼けは肌が火傷状態になっているのと同じなので、早急に冷やすことが大切です。ヒリヒリとした痛みが落ち着くまで、保冷剤をくるんだタオルや冷たいシャワーなどで冷やしてください。

ただし1箇所を集中して冷却しすぎると低温火傷を起こす危険性もあるため、移動しながら冷やすようにしましょう。またシャワーの水圧が強すぎても肌に負担が掛かるので注意してくださいね。

十分に保湿をする

日焼け後の肌は非常に乾燥した状態で、肌のバリア機能も正常に働いていません。そのままにしておくと乾燥が悪化するだけでなく、肌トラブルを引き起こす可能性も高くなります。また肌のターンオーバーも乱れてしまいます。

綺麗な肌を保つために普段から保湿はとても大切ですが、日焼けをした後はいつも以上にしっかりと保湿を行うことが重要です。肌本来の回復機能を高めるためにも、こまめに保湿をするように心がけましょう。

脱毛中簡単にできる日焼け予防方法

脱毛中は日焼けをしないことが1番ですが、脱毛が完了するまでには数年単位でサロンに通うことも少なくないため、紫外線を完全に避けることは難しいです。
しかし普段から日焼け対策をしておくことで、より万全な状態で脱毛に臨むことができます。

日焼け止めを塗る

日焼け止めは紫外線対策として非常に効果的です。ただし肌に負担を掛けないように、日焼け止め選びは慎重に行わなければなりません。

日焼け止めというと「SPF50が最も効果が高い」というイメージがありますが、実はこれには誤った解釈があります。

日焼け止めに表記されているSPFは、メラニン色素の増加やしわ、たるみの原因ともなる紫外線「UV-B」を防ぐ力の大きさを表すもので、日焼け止めを塗ることによって塗らなかった時に比べて肌が赤くなるまでの時間を何倍に延ばせるかを示しています。

例えば、普段紫外線を浴びて赤くなるまでに20分掛かる人は、SPF30の日焼け止めを塗ることで20分×30倍=600分と赤くなるまで600分(10時間)にまで伸ばすことが理論上可能です。

SPFが高い日焼け止めは、肌への負担が大きい物質が含まれているものも多く注意が必要です。また日焼け止めは時間が経つと効果が徐々に失われてくるため、こまめに塗りなおすのがおすすめです。

ちなみにSPFとともに表示されている「PA」は、皮膚の真皮に届く紫外線「UV-A」から肌を守る効果の度合いがどの程度かを表しています。これは一番高いものをおすすめします。

注意したいのが、「脱毛直前は日焼け止めの使用はNG」という点です。これは日焼け止めが毛穴に入り込み、脱毛をしても効果が薄くなってしまう恐れがあるからです。また肌荒れなど肌トラブルのリスクも高まるので、脱毛当日サロンへ行く際は日焼け止め以外の紫外線対策を行うようにしましょう。

日焼け防止グッズで対応

日焼け止めは時間とともに効果が薄くなるためこまめに塗りなおす必要がありますが、さらに次のような日焼け防止グッズを使用すればより紫外線を効率よく防ぐことができます。

  • 日傘
  • 防止
  • アームカバー
  • サングラス

肌に直接紫外線を浴びないようにするのはもちろんですが、目からも紫外線が入らないようにする事が大切です。目に強い紫外線が入ると、脳が体内にメラニン色素を作り出すよう指令を出します。日焼け肌にならないよう、サングラスで目からも紫外線が入らないようにしっかりガードしましょう。

日焼けをしても脱毛できる脱毛方法

脱毛中の日焼けは基本的にNGです。日焼けをすると施術を断られる可能性が高いですが、実は中には日焼けをしても脱毛ができる脱毛方法があります。それが以下の4つです。

日焼けをしても脱毛ができる脱毛方法
  • SHR脱毛(蓄熱式脱毛)
  • ハイパースキン法
  • ニードル脱毛
  • ヤグレーザー

上記の脱毛方法なら、日焼けをした肌でも脱毛OK。ただし脱毛できるのは日焼け後の赤み(炎症)が落ち着いているときのみです。日焼け後肌が炎症を起こしている状態の場合は、どんな方法でも脱毛はNGとなります。

SHR脱毛(蓄熱式脱毛)
  • 日焼け肌、色黒でも脱毛OK
  • 産毛や薄い毛の脱毛も可能
  • 毛周期に関係なく脱毛ができる
  • 痛みが少ない

SHR脱毛はフラッシュ脱毛の1つですが、今までとは異なる方法で脱毛を行います。

従来のフラッシュ脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素をターゲットとしており、高い熱によるダメージを毛乳頭や毛母細胞に与えることにより脱毛を行います。
これに対しSHR脱毛はターゲットが毛包になります。連続した光を毛包に蓄え、毛包上部にあるバルジ領域にダメージを与えます。バルジ領域は毛母細胞の元となる発毛因子「毛包幹細胞」を作り出す所。言わば発毛の大元にダメージを与える脱毛方法です。

SHR脱毛はメラニン色素に関係のない脱毛が行えるので、日焼けをした肌でも照射をする事ができます。

SHR脱毛を行える脱毛機には医療レーザー脱毛の「メディオスターNeXT PRO」「ソプラノアイス・プラチナム」、エステ脱毛の「ルミクス・ツイン」「ライエンス」などの機種があります。

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ハイパースキン法
  • 日焼け肌、色黒でも脱毛OK
  • 産毛や薄い毛の脱毛も可能
  • 毛周期の「休止期」にのみ行う
  • 痛みが全くない
  • 美肌効果があり

ハイパースキン法もSHR脱毛と同じく、バルジ領域にダメージを与える脱毛方法です。SHR脱毛が毛周期に関係ない脱毛であるのに対し、ハイパースキン法は毛周期の「休止期」のみに行える脱毛方法です。
SHR脱毛のように毛包全体にダメージを与えることはないため、今生えている毛には全く作用しません。

ハイパースキン法の光は38度と肌とほぼ同じ温かさなので、痛みも全くありません。脱毛方法の中では最も肌に優しく、小さなお子さんでも脱毛ができると話題になっています。
メラニン色素にも左右されないので日焼けをした肌でも安心です。

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ニードル脱毛
  • 日焼け肌だけでなく、ホクロやタトゥーがあっても脱毛OK
  • 産毛、白髪、金髪などどんな毛でも脱毛OK
  • 毛が生えてさえいれば毛周期は関係なし
  • 全ての脱毛方法の中で最も痛みが強い
  • 脱毛に時間が掛かる
  • 費用も高い

ニードル脱毛は毛穴1本1本に針を差し込み、電流を流して毛乳頭を破壊する脱毛方法です。メラニン色素に関係なく施術ができるので、赤みなど炎症が出ている状態でなければどんなに日焼けをした肌でも脱毛OK。
どんな毛でも1発で脱毛でき、二度と生えてくることはありません。

ニードル脱毛はとにかく痛みが強く、料金も費用も掛かりますが、永久脱毛ができる唯一の脱毛方法です。

ヤグレーザー
  • 日焼けや色素沈着の肌にも使用できる
  • 太く濃い毛の脱毛が得意
  • 美肌効果が高い
  • 痛みが強い
  • 使用しているクリニックが少ない

医療レーザー脱毛には「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」の3種類が主に使用されていますが、中でももっとも波長が長いのがヤグレーザーです。

ヤグレーザーの波長は約1,064nmで、その光は皮下組織までに到達する長さです。表皮のメラニン色素に反応をする事なく肌の奥までレーザーの光が届くため、日焼けをした肌でも脱毛をする事が可能です。

ヤグレーザーを搭載した医療レーザー脱毛機には「ジェントルYAG」「エリートプラス」などがあります。

日焼けをしても脱毛できるおすすめサロン・クリニック

ストラッシュ

ストラッシュ
ストラッシュでは「ルミクス・ツイン」を使用したSHR脱毛を行っており、日焼けをした肌でも施術をすることが可能です。毛周期に関係なく施術が行えるため、最短6ヶ月で脱毛が完了します。施術時間も全身脱毛で約60分ととてもスピーディー。痛みも少ないストレスフリーの脱毛を行えます。

全身脱毛のプランも月々の負担を少なく脱毛ができる「月額制」をはじめ、お得な「パックプラン」、さらに「都度払い」や「回数無制限」など様々なコースを用意しており、自分にピッタリ合った脱毛プランを選ぶことができます。

ディオーネ

ディオーネ
ディオーネでは肌に優しいハイパースキン法による脱毛を行っています。他のサロンではできない細かい部分まで脱毛が行え、肌に優しいから毛のあるところギリギリまで施術が可能です。3~4週間に1度の施術ができ、一般的なサロンの約2倍のペースで脱毛が行えます。

ディオーネのハイパースキン法にはコラーゲンの生成をサポートする「フォト美顔」の光が3割含まれているので、脱毛をしながらハリやツヤのある美しい肌を手に入れることができます。

リゼクリニック

リゼクリニック
リゼクリニックではSHR脱毛機「メディオスターNeXT」の他、「ライトシェア・デュエット」「ジェントルYAG」と3つの脱毛機を使い分け、1人1人の肌質・毛質に合わせた脱毛を行うことができます。

メディオスターNeXT、ジェントルYAGといった日焼けに強い2種類のマシンを使用しているのはリゼクリニックだけです。

コースの有効期限も全5回コースで5年と長めに設定されているので、自分のペースに合わせた脱毛が可能。
肌トラブルが起きた際の治療費や薬代が無料であるのはもちろん、万が一硬毛化などが起きた時も1年間の追加照射を無料で行ってくれます。

日焼け対策を行って、効率よく脱毛を進めよう

サロンやクリニックに通って肌が綺麗になると、つい肌を露出したくなるかもしれません。しかし脱毛前後に関わらず、サロンやクリニックに通っている間の日焼けは絶対NGです。
日焼けをすると施術を断られるだけでなく、次の施術が数ヶ月先になることも珍しくありません。脱毛をスムーズに進めるためにも、日焼け対策はしっかり行いましょう。

中には日焼けをした肌でも施術が行えるサロン・クリニックはありますが、肌がダメージを受け赤くなっている状態であれば他のサロンと同じく脱毛を断られます。

日焼けは脱毛に影響を与えるだけでなく、肌の老化にも繋がります。日頃からしっかりと紫外線対策をして、ツルツルで綺麗な肌を目指しましょうね。

ABOUT ME
みらえぴ編集部
中の人です!小学生の時にムダ毛との戦いがスタートしてはや○○年(笑) 脱毛で失敗しすぎた私だからこそ、少しでも脱毛で悩んでいる人のお手伝いができると思います。 脱毛初心者でも分かりやすいサイトを目指して日々脱毛知識をアップデート中♪
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