体の中でも腕は特に露出する機会が多く、人目にも付きやすい部位です。「うっかり処理をし忘れ、冷や冷やした」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
人目に触れても恥ずかしくない、そんなツルツルの腕を手に入れるなら脱毛がおすすめです。面倒で肌トラブルの危険性が高い自己処理からも開放されますよ!
腕脱毛に掛かる期間や料金、メリットやデメリット、おすすめのサロン・クリニックなど、腕脱毛のノウハウをご紹介します。
お品書き
腕脱毛の範囲とは?
腕は大きく分けて「ヒジ上」「ヒジ」「ヒジ下」の3つの部位に分けることができます。
サロンやクリニックによって異なるのが「ヒジ」の扱いです。ヒジを「ヒジ上」に含むこともあれば、「ヒジ下」に含むこともあります。
また「ヒジ」単体で扱うところもあるので、腕脱毛をする際には「ヒジ」がどこに含まれているのかをチェックするようにしましょう。
また腕脱毛というと一般的には手首から肩の骨の部分までを指しており、手の甲・指、ワキは範囲に含まれませんが、腕脱毛のセットメニューには手の甲・指が含まれることも多いです。
腕脱毛4つのメリット
腕は目立つ場所なので、カミソリで頻繁に自己処理をしているという人も多いですよね。
カミソリによる自己処理は肌の表面に出ている毛をカットしているだけに過ぎないので、毛穴にはしっかり毛が残ってしまいます。さらに毛を横からカットする事で断面積が広くなり、かえって黒いポツポツが目立ってしまうことも。
脱毛をすれば毛根からしっかり毛を取り除くことができるので、黒いポツポツ状態にもなりません。さらにムダ毛がなくなることで毛穴もキュッと締まるから、毛穴の目立たないツルツルの肌になります。
また腕に生えている毛は1本1本細く薄いものの、密集する事で影を作り出すため肌がくすんで見えてしまいます。原因となるムダ毛がなくなると肌もワントーン明るくなり、色白に見える嬉しい効果もありますよ。
腕は体の中でも特にムダ毛が気になる場所。腕が露出する夏場はもちろんの事、長袖などで隠れることの多い冬場でも、腕まくりなどふとした拍子に腕を見られることも少なくありません。そのため、毎日のように自己処理をしているという人も多いのではないでしょうか?
腕脱毛をすれば永遠に続く面倒な自己処理から開放されます。時間も有効に使えるようになるだけでなく、「忙しくて、ついうっかり自己処理を忘れた」なんて失敗をすることもありませんね。
自己処理を続けるとどうしても肌トラブルを引き起こしやすくなります。
カミソリによる自己処理は手軽に行えるものの、肌のバリア機能の役割を果たす角質層に傷を付けてしまいます。外敵の侵入を防ぐ角質層がそぎ落とされてしまうと、乾燥を招くだけでなく炎症などの肌トラブルを起こしやすくなります。また毛抜きなどによる自己処理は毛穴に細菌が入り込み、毛嚢炎を引き起こすことも。
他にも自己処理による刺激を繰り返すことで引き起こされる色素沈着や、毛穴の出口がふさがれ毛が表面に出てくることができない埋没毛など、自己処理を続けると様々な肌トラブルが起こる可能性があります。
腕脱毛をすれば自己処理から開放されるので、こうした肌トラブルの危険性も低くなります。
暑い季節になると、半そで、ノースリーブ、キャミソール、水着など腕を露出するファッションが多くなりますよね。しっかりムダ毛の処理をしていないと「腕を見られるのが恥ずかしい」と積極的に薄着になれないことも。
腕脱毛してムダ毛のない綺麗な腕になれば、どんな洋服でも自由に選ぶことができます。オシャレを楽しめるのはもちろんのこと、自分らしさもしっかりアピールすることができますね。
腕脱毛2つのデメリット
「二の腕はほとんど露出する事がないから」と、ヒジ下のみの脱毛を希望する人もいるでしょう。そこで注意をしたいのが、ヒジ上との境目です。
ヒジ上には濃い毛が生えていることは少ないものの、産毛がたくさん生えています。ヒジ下を産毛までしっかり脱毛して肌がワントーン明るくなると、何もしていないヒジ上と肌の色に差が出て不自然な仕上がりになることも。
ヒジ下の脱毛をするのであれば、ヒジ上の脱毛もセットで行う事をおすすめします。もし予算や時間などの関係でヒジ下だけの脱毛を希望する場合は、ヒジ上との差が不自然にならないように少し産毛を残す程度の脱毛にしておくと良いでしょう。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛では、ごく稀に照射前よりも毛が太く濃くなる「硬毛化」や「多毛化」を引き起こすことがあります。
硬毛化・多毛化は原因がはっきりとしていないものの、産毛の多い場所に多く起こります。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の光はメラニン色素に反応をして毛乳頭にダメージを与えますが、産毛にはメラニン色素が少ないために毛乳頭にダメージを与えるほどの熱量が発生せず、逆に毛根を活性化して毛を太く濃くしてしまうのではないかと言われています。
ヒジ上、特に肩に近い部位は産毛が多く、硬毛化・多毛化のリスクが高くなります。硬毛化や多毛化が起こる確率はそれ程高くないので過度に心配する必要はありませんが、気になる場合は硬毛化の保障をしてくれるサロンやクリニックを選ぶと良いでしょう。
二の腕のブツブツ(毛孔性苔癬)は脱毛で改善できることも!
ニキビではないのに二の腕にブツブツがある、そんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
これは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)または毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)と呼ばれ、二の腕以外にも肩、背中、太ももなどにも起こりやすい症状です。
通常皮膚は約1ヶ月で表面の角質が剥がれ落ち、新しい皮膚へと生まれ変わります。これを肌のターンオーバーといいますが、毛孔性苔癬はこのターンオーバーがうまく働かずに毛穴に古い角質が詰まることが原因とされています。
毛孔性苔癬は皮膚の疾患ではあるものの良性のもので、10歳代の若い女性がなりやすく、年齢を重ねて30歳代を過ぎてくると自然と症状が良くなることが多いです。
毛孔性苔癬があると、万が一肌トラブルが起こったときに対処できないので脱毛サロンでは施術を断られることがほとんどです。
しかし、医師の常駐するクリニックであれば万が一のトラブルにも適切に対応できるので、脱毛をすることが可能です。
また、毛孔性苔癬は毛穴に角質が詰まることによって起こるので、脱毛をして毛が抜けると同時に詰まった角質が取れて、症状が改善されることがあります。本格的な毛孔性苔癬の治療とまでは行きませんが、副次的な効果が望めます。
ちなみに毛孔性苔癬の症状がある場合は、カミソリなどでの自己処理は症状を悪化する恐れがあるため絶対にやめましょう。
腕脱毛にかかる回数・期間
腕はヒジ上に比べてヒジ下の方が毛は濃く太くなるため、フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の光に反応しやすく、効果も出やすくなります。逆にヒジ上は産毛が多いので、効果が出るまでに時間も掛かります。
一般的に脱毛に掛かる回数・期間の平均は次の通りになります。
状態 | 減毛率 | サロン | クリニック |
---|---|---|---|
自己処理の回数が減る | 40% | 6回 (1年) |
3回 (半年) |
自己処理がほとんど必要のない状態に | 80% | 12回 (2年) |
5~6回 (1年) |
自己処理が不要になりツルツルに | 95% | 18回 (3年) |
8回 (1年半) |
腕脱毛は他の部位に比べても効果が出やすいですが、二の腕や肩の産毛までしっかりと脱毛をすると、サロンでは12~18回、クリニックでは6~8回の施術が必要となるでしょう。
腕脱毛にかかる料金
1回の腕全体(ヒジ上・ヒジ・ヒジ下)の脱毛に掛かる料金の相場を見てみましょう。
脱毛サロン:約6,000円~9,000円(腕全体1回分)
クリニック:約15,000円~19,000円(腕全体1回分)
上記は平均的なサロン・クリニックで腕全体の部分脱毛を1回行った料金の相場になります。クリニックの方がサロンよりも倍以上高いですが、その分効果も高いです。
また、各サロン・クリニックでは腕全体を脱毛する人向けに、部分脱毛よりも格安の「腕脱毛セット」のプランを設けているところも多く、部分脱毛よりもお得に腕脱毛をする事ができます。
腕脱毛3つの注意点
腕脱毛をする際に注意したいポイントを3つご紹介します。
もし腕脱毛以外にも足や顔など他の部位の脱毛も考えているのであれば、初めから全身脱毛の契約をおすすめします。
例えば銀座カラーの「腕全セットコース」の例を見てみましょう。
銀座カラーには「両手の甲・指」「両ヒジ上」「両ヒジ下」がセットになったお得な「腕全セットコース」があります。このコースは3か所が脱毛し放題というお得なプランで、コース総額は188,000円になります。
腕全セットコースは脱毛し放題なので一見お得ですが、実は銀座カラーにはさらにお得な全身脱毛のコースがあります。それが「新・全身脱毛コース」です。
新・全身脱毛コースは顔を除く全身22か所が脱毛し放題というプランで、コースの総額が197,650円になります。このコースには腕全体コースの3か所も含まれており、腕全セットコースにプラス1万円するだけで全身が脱毛し放題になりとってもお得なんです。
腕がツルツルになると、「次は足も脱毛したい」など他の部位の脱毛をする人もとっても多いんです。もし他の部位の脱毛にも興味があるなら、初めから全身脱毛の契約をした方が料金もお得で、脱毛完了までも早くなりますよ。
腕は自分でも自己処理がしやすい場所なので、脱毛前の事前シェービングは自分で行う人が多いと思います。腕は自分の目で確認しやすいももの、実は剃り残しの多い場所なんです。
腕には手首・ヒジ・肩など凹凸の多い箇所が多く、1度のシェービングで綺麗に剃ることが難しいです。また利き腕のシェービングは反対の手で行う必要があるので剃りにくく、肌を傷付ける可能性も高くなります。
剃り残しがあると施術をしてもらえないサロンもあるので、事前のシェービングでは剃り残しがないよう、また肌を傷付けないように丁寧に時間を掛けて行うようにしましょう。
腕は普段露出する事の多い部位です。特に薄着になる夏は、知らず知らずのうちに腕が日焼けしてしまう事もあるでしょう。しかし、脱毛中の日焼けは絶対にNGです。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、メラニン色素に反応をする脱毛方法です。日焼けをして肌にメラニン色素が増加すると、施術時に火傷や炎症などを起こしやすくなります。また日焼けをすると肌から水分が失われるため、肌トラブルのリスクもさらに高まります。
脱毛後も日焼けをすると炎症や色素沈着の恐れがあるので、サロンやクリニックに通っている間は、常に日焼けをしないように心がけましょう。
腕脱毛おすすめサロン
腕部位 | 両ヒジ上(Lパーツ) 両ヒジ下(Lパーツ) 両手甲・指(Sパーツ) |
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料金例 | フリーセレクト美容脱毛コース Lパーツ レギュラープラン:27,000円(6回)※1回あたり4,500円 デイプラン:22,250円(6回)※1回あたり3,750円 Sパーツ ※アプリダウンロード価格(通常価格は2倍) |
ミュゼプラチナムには、お得に部分脱毛ができる「フリーセレクト美容脱毛コース」があります。
両ヒジ上と両ヒジ下はともにLパーツになります。フリーセレクト美容脱毛コースは平日日中に利用をする「デイプラン」と通常の「レギュラープラン」があり、特にお得なのがデイプランです。
デイプランはアプリのダウンロードと併用すると、腕の部分脱毛(両ヒジ上+両ヒジ下)が1回7,500円ととても格安なんですよ。
フリーセレクト美容脱毛コースには、両ワキとVラインが脱毛し放題の美容脱毛完了コースもプレゼントで付いてくるのでとってもお得。腕だけでなくワキもVラインも綺麗になりますね。
腕脱毛おすすめクリニック
腕部位 | 両ヒジ上 両ヒジ下 両手の甲・指 |
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料金例 | 両ヒジ上・両ヒジ下 8回59,400円※1回あたり7,425円 脱毛し放題79,200円 両手の甲・指 8回19,800円※1回あたり2,475円 脱毛し放題26,400円 腕脱毛セット(上記3部位) 8回108,360円※1回あたり13,545円 脱毛し放題138,600円 |
アリシアクリニックでは腕の部分脱毛(両ヒジ上+両ヒジ下)が1回14,850円と他のクリニックと比べてもリーズナブルでおすすめですが、さらにおすすめなのが「腕脱毛セット」です。
腕脱毛セットは両ヒジ上、両ヒジ下、両手の甲・指の脱毛が可能で、1回13,545円と部分脱毛を組み合わせるよりも安く、さらに両手の甲・指も脱毛ができるのでとってもお得です。
コースは5回、8回の他、脱毛し放題もあるので、希望する仕上がりに合わせてコースを選ぶことができます。
腕部位 | 二の腕 ヒジ~手首 手の甲・指 |
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料金例 | 二の腕 5回49,800円※1回あたり9,960円 ヒジ~手首 5回39,800円※1回あたり7,960円 手の甲・指 5回29,800円※1回あたり5,960円 腕全体脱毛セット(上記3部位) 5回74,800円※1回あたり14,960円(月々3,300円) |
リゼクリニックの腕の部分脱毛(二の腕+ヒジ~手首)は1回17,920円になりますが、さらにお得なのが腕脱毛に手の指・甲がプラスされた「腕全体脱毛セット」です。
腕全体脱毛セットは1回14,960円と医療脱毛の中ではリーズナブルです。さらにリゼクリニックのコースは定額払いも可能で、腕全体脱毛セットは月々3,300円と負担も少なく脱毛をする事ができます。
5回コース終了後も1回当たり14,500円で追加できるので、納得いくまで脱毛を続けることができるんです。
腕全体脱毛セットの他にも足脱毛とのセットなどお得なプランも用意されています。
至近距離で見られても怖くない!腕脱毛でツルツル肌を手に入れよう
腕は一年を通して人目に付きやすい部位なので、いつもツルツル肌をキープしていたいですよね。腕脱毛なら自己処理よりもずっと綺麗に仕上がるだけでなく、毎日のように続く自己処理からも開放され、肌トラブルも解消できます。
各サロンやクリニックでは部分脱毛だけでなくお得な腕脱毛のセットコースも用意していますが、他にも気になる部分があるなら初めから全身脱毛を選択する方が良いでしょう。
脱毛を完了させるまでには想像以上に時間が掛かります。効率よく脱毛を行うためにも、ぜひご自身に合ったプランを見つけてくださいね。